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離婚を突き付けられた30代男が生きる意味を徹底して考えるブログ。

   
カテゴリー「連載」の記事一覧
筋トレとか、音読とか、ある程度形式ばった作業は、ルーチン(習慣づけ)するのは容易である。
 しかし、創造的な……というほどではないかもしれないが、何か「考える」必要がある作業を日課にするというのは、これは結構難儀である。単に勉強も、暗記じゃなくて、投資理論とか、しっかり理解しながら学んでいく必要があるのって、やる気マックスファイアーじゃないと効率がよくなかったりするよね……とか単なる言い訳乙。


<↓以下連載↓>



【12月27日】

「ジュン様、浴室の清掃が完了いたしました。ご確認頂けますでしょうか?」

 インターネットで動画サイトを見ていると、ふいに話しかけられた。今では、わざわざ確認しなくても、問題があることは殆どない。僕は、パソコンのディスプレイから目を離さず答える。

「あー。よくできてるよ。合格。……もう21時過ぎか、そろそろ風呂に入るから、湯船にお湯をはっといて」
「ありがとうございます。承知しました」

 初めのうちは、音声認識のエラー、「申し訳ございません、上手く聞き取れませんでした。もう一度仰って頂けますか?」が結構あって苛々させられた。ただ、「初めのうちは、上手く会話ができないこともあると思いますが、一週間ぐらいは、根気よく色々教えてあげてくださいね」と多路須さんに言われていたので我慢していた。
 すると本当に、2、3日もすると、ほとんど自然な感じで発音しても、日常生活程度の内容であれば、正確に反応するようになっていった。
  
 浴室の清掃についても、初めは、使用する道具を覚えさせ、その道具をしまう場所を覚えさせ、清掃の仕方をやってみせ、それぞれの動作を言語化してインプットするという非常に面倒な作業が必要だった。
 表面的な部分に洗剤を吹き付け、少し湿らせたスポンジで拭いていくということは、案外早く覚えさせることができたが、排水溝の清掃は難儀であった。この位置にあるのが、排水溝の蓋であって、これを開けて、更に排水溝受けを取り上げて、ゴミを取り除き、新しいネットに取り換えて、初めにやった手順ではめ込んで……と、順番に教えてやる必要があったのだ。


<続く>

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人型で、自律して動けば、アンドロイドということが分かった。じゃあ、動かない人型のものは何というか?
人形だ。
ちなみに、フランケンシュタインに出てくるのは、人造人間であり、ここまでの定義で行くとアンドロイドと言ってもよいが、フランケンシュタインは、ちょっとマイナスイメージというか、ホラーイメージが強すぎて、アンドロイドとは言いづらい気がする。というか、死体を切りばりして造ったんだっけか? だとしたら、有機体ということで、バイオロイドということになるのかな。
ちなみに、フランケンシュタインは、人造人間(怪物)を造った博士の名前で、人造人間(怪物)の名前ではない。

以下、連載。


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・・・つづきはこちら


じゃあ、ロボットとアンドロイドの違いは何だろうか? ロボットは、自律して動く機械である。自律というのは、人工知能みたいに、「考えて動く」ことではなく、ベルトコンベアーで流れる食品を自動でラッピングする機械も、ロボットといってよい。お掃除ロボット「ルンバ」は、掃除を自動でしてくれるロボットだ。つまり、ロボットというと、人型をしている必要は無いのだ。
人型をしていて、自律して動けば、アンドロイド、またはヒューマノイドになる。

以下、連載。

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・・・つづきはこちら


アンドロイドが登場する作品を書きたいと思ったのは、もうかなり前のことで、2005年ぐらいに一度プロットをつくったことがあった。けれども、強く書きたいというか、完成させたいという気持ちには中々なれなかった。

命の代償で願いを叶えてくれる話は、ここ最近、完結させてみようかと書き始めたのだった。で、一応最後まで書きあがって、じゃあ推敲していくかなーって時に、いつぞやのハードディスククラッシュによって、永遠に消え失せた。本当にあるんだこんなこと、なんて、どこか他人ごとのように思ってた。ホント、バックアップは重要だ。
そういう意味で、もちろんハードディスクにも保存しているが、ブログにアップしておくってのも、まぁいいのかもしれない。

以下、連載。


汎用型支援ロボット009


 苛ついた思いもあって、少し困らせてみようという気になってしまった。ロボットは、曖昧な返答に弱い。与えられたインプットについて、ある一定の法則で処理を行い、アウトプットする。だから、そのインプット情報が法則に基づかないものであった場合、上手く処理をできないのだ。
 ――好きにすればいい。
 ロボットにとっては、自分で考えることなどできないのだから、判断するというのは非常に難解な問いなのだ。
 
「かしこまりました。それでは、ジュン様と御呼びいたしますね」
 まぁ、何かを決めるというのは、人間でも難しいことなのだ。いくら高額のロボットだって、そこまでの要求は、「……えっ?」
 なんて考えていたら、大きな瞳をきれいな曲線にして、「嬉しそうに」、ふつーに、返答されてしまった。
 
「ジュン様、ふつつかものですが、これからどうぞ宜しくお願いいたします」
 
 さらには、お願いされてしまった。
 低頭し三つ指をついた姿は、座礼というのだったか。西洋の女中服が完全に浮いてしまうほど、和装が似合う優雅さを帯びていた。何だよ、こんな動作まで、標準でインストールされているってのか?
 僕は、苛ついた思いが一瞬なくなるほど、しばし、その背中に見とれていた。
  

<続く>

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アンドロイドとは、人造人間のことであるが、この語は、1886年にリラダンという人が、『未来のイブ』という小説で使ったことで広まったとされている。アンドロイドという語は、ギリシア語で「男性の」という語幹が含まれているということで、女性型の人造人間は、ガイノイドという場合もある。
ヒューマノイド、バイオロイドという語もある。ヒューマノイドは、アンドロイドと同義と考えてよい。バイオロイドは、有機物的な意味合いが強い人造人間である。クローン人間はバイオロイドに分類されそうだ。

以下、連載。


 人は、人の形をしたものを、人であると認識する。
 じゃあ、人が、人であるために必要な条件は何なんだろう。
 こいつは、人じゃあない。アンドロイド、ロボットだ。A.I.とは、アーティフィシャル・インテリジェンスの略――「造られた」知能。それが、あたかも、人のように、まさに人であるとしてふるまっている。このことが、何とも不気味に思った。
 
「あの……、如何されましたか? 何かお困りのように見受けられます」
 
 首を僅かにかしげ、心配そうにこちらを見つめてくる。
 ちっ。表情感応センサーも大したものだ。画像解析技術の進歩は、人やネコといった動物の識別から、人の表情の種類まで識別できるようになった。「苦笑」という表情は難易度が高かったようだが、目は笑っていて、口元が笑っていないなど、表情の全体を勘案して最終的な表情としての判断をくだすことも可能になっているという。その笑うという表情自体、個体差はあるわけだが、長らく一緒に生活していると、使用者の微細な表情筋の動きも、判別できるようになるという。
 
「なんでもない。呼び方なんて、好きにすればいい」
<続く>

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