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リア充になるためには?
2008/10/25 22:00 | Comments(0) | 対人関係
「はてな匿名ダイアリー」にて、「リア充になりたいのですが、どうしたらいいですか?」という質問があった。それに対しての回答が秀逸だったので引用したい。取り合えずまとめは、

1.健康で、家族関係も良好だ
2.何か心底楽しいと思って打ち込めるものがある
  学業が面白い
  スポーツが面白い
  その他何かしらの活動が面白い
3.気の合う友達がいる
4.彼女がいる(もちろんセックスもする)

ということだそうだ。文章もとても読みやすかったので、あえて全文引用しておきたい。

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2008-10-25■http://anond.hatelabo.jp/20081024190418
真面目に応えてあげよう。リアルで充実することが何を意味するのかは人によって違うのだが、とりあえずこう定義しておく。

健康で、家族関係も良好だ
何か心底楽しいと思って打ち込めるものがある
学業が面白い
スポーツが面白い
その他何かしらの活動が面白い
気の合う友達がいる
彼女がいる(もちろんセックスもする)

この項目について順に説明すると、まず最初の項目はリア充に不可欠だ。健康を害していたり、家族関係が崩壊していたりしたら幸せとはいいがたいからだ。

次にリア充にとって欠かせない条件は、何かしら心底楽しいと思って打ち込めるものがあることだ。それは学業でも、スポーツでも、その他の活動でもいい。一つでも時を忘れるほどのめりこめるものがあるやつは生活が充実してるといえる。

心底打ち込めるものを持つのと同じくらい大事な条件が、気の合う友達がいることだ。何でも話せる友達、寝食を共にする仲間、一緒になにかに打ち込む戦友、自分にはない強烈な魅力を放つ友達…そういう友達がいるのは幸せなことだ。以上の項目はリア充にとって不可欠の項目といえるだろう。

最後に思春期の男児にとって大事なのは性欲の満足と、異性との愛を学ぶ機会だ。これは必須ではないが、彼女がいたほうがやっぱり中高生活にうるおいがでるだろう。

これまで挙げた項目はおれがとりあえずで考えた項目だ。これを参考に自分なりのリア充の定義をつくってくれ。同じならそれはそれで構わないが、人から押しつけられた幸せの基準に合わせて生きても幸せにはなれないから注意してくれ。たとえば、中学受験するやつにありがちな発想として、「お母ちゃんが言うから中学受験しました。中学・高校でわき目もふらず一生懸命勉強して、いい大学に進んで、いい企業に就職すれば幸せになれると思います。」というのがある。こういうやつは、それでほんとうに自分が幸せなのかをよく考える必要がある。

自分なりのリア充の定義(理想といってもいい)ができたら、次はお前さんの現状をその理想と比較してくれ。つまり、自分のつくった項目を現時点でどのくらい満足させているのかを考えるんだ。

そして足りないと思う項目があると思ったら、それを充足させるためにできることを自分で考えてみる。考えたら、「こうしたら良いと思うんだけど、増田はどう思う?」と、また増田に質問してみる。増田の意見は参考として聞いておいて、どうするかは自分で決心して実行する。(お前が言ったからやったのに失敗したじゃないかという言い訳は最悪だ。他人からどんなアドバイスをもらおうと、そのアドバイスを受け入れるかどうかを決めたのは自分だということを忘れて責任転嫁の癖がつくと、自分の行動を反省することがなくなるから、リア充からは急速に遠ざかっていく。)ああそれと、相談する相手はべつに増田じゃなくてもいい。とりあえず身近な人に聞いてみるのはいい方法だが、これに加えて、その質問にもっとも的確に答えてくれそうなやつを探してその人に聞くのが肝心だ。

考えた方法が上手くいかなかったらまたやり方を変えてリトライする。これを繰り返して自分なりのリア充に近づいていくんだ。
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 この匿名の誰かさんの回答は、的を射ている。自分なりに考えて、とのことだが、大体完成されていると思う。
 ただ、付け加えるとしたら、項目2の部分だ。「何か心底楽しいと思って打ち込めるものがある」とのことだが、これは、何でも「楽しきゃいい」わけじゃない。打ち込むべきものは良く考えなければならない。例えば、ネトゲに真剣に取り組んでもよいものだろうか。おそらく否である。
 ではどういった物事に取り組んで、「心底楽しい」と思えばいいのか。それは、「社会的有意なもの」である。広く一般に受け入れられることであるのが重要。
 ただ、これは結構難しいことである。特に若いうち、子どものうちは、自分の好きなことと社会的有意なことと、大きく隔たりがある場合がある。本当に勉強の楽しさを知っている子どもがどれくらいいるのだろう。運動神経がよくて、体力があってスポーツが得意な子は幸せだ。スポーツが苦手な子ってのが、結構やっかいだったりする。だから、インドア派の子も、仲間と協力することを学べるような環境設定が必要だと思う。絵を描いたり、本を読んだりするのって、結構一人でもできちゃうから、一人でいるのを好む子になったりする。でも、そういう行為だって、本当に理解があって気が合う人となら、一緒にやった方が楽しいのである。
 

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