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離婚を突き付けられた30代男が生きる意味を徹底して考えるブログ。

   
適切な目標の立て方
前回の日記で、適切な目標や理想自己を抱ければ、それらは努力次第で必ず実現できるということを述べました。そして、それらに近づけたとき自分に自信を持つことができ、そうして自己肯定感を持てることが、幸せな人生を送る第一歩だと述べました。

 さて今回は、実際にそのような「適切な目標や理想自己を設定するにはどうしたらいいか」を考えてみたいと思います。

適切な理想自己を設定するために必要なのは、まず、「素直」になることです。
 またしても、「そんなこと分かっているよ!」との声が聞こえてきそうですね。そうなんです。実際、素直になることの大切さを分かっていても、それを実際に実行するのは、簡単ではないのです。これから、その素直になる手段について考えていきますが、その前に、「素直になる」とはどのようなことなのか、今一度定義しておきたいと思います。
 まず、素直になる対象はなんでしょうか。他者? それとも自分? どちらも大切ですが、ここでは自分について素直になることを対象とします。では、自分について素直になるとはどのようなことなのでしょう。当然、自分の気持ちについて素直でいることです。しかし、自分では自分の気持ちに素直になっていると思っていても、実は、様々なバイアスがかかっていることが多いのです。例えば、「恋人が欲しい!」というのが、今の気持ちだとしましょう。確かに、その気持ちは自分のものでしょう。けれども、もう少し考えてみてください。何故恋人が欲しいのですか? そう聞かれると、言葉に詰まってしまう人がいると思います。「だって、みんな彼氏(彼女)いるし……」「一人だと寂しいし……」という答えの人は、もっとよく考えてみましょう。まず、前者の答えについてですが、「みんないるから」という理由では、貴方の本当の気持ちを表しているとは考えられません。それは、他者の気持ちの反映であって、自分自身の思いではないのです。後者については、目的と手段をはきちがえています。一人が寂しいというのが目的なら、何故恋人でなくてはいけないのでしょうか? 家族でも、友だちでもいいはずです。それなのに恋人でなくてはいけないと考えるのは、実は、前者と同じ理由なのではないでしょうか。
 即ち、恋人がいるということを、一つのステータスとして考えているのです。もっといえば、恋人がいる自分に満足しているのです。しかし、よく考えるとおかしなことです。「自分」とは、「恋人がいる」という形容動詞が付いていなければ、保てないものなのでしょうか。今はずっと「恋人」を例にしてきましたが、これは他のことでも同じです。地位や名誉、お金、モノにそのまま入れ替えても同じことが言えます。「お金持ちな自分」、「大企業に勤めている自分」、「スポーツカーに乗っている自分」。私はこの言い方は好きではないのですが、それらは、「本当の自分」とはいえないでしょう。本来自分は、自分であって、他の何者でもありません。ですから、「本当の」も何も無いのです。
 逆にそれが不安なのです。何も形容詞が付いていない自分が不安なのです。いくら「自分は自分だ!」と主張してみても、何の保障もありません。だから多くの人は、自分が自分であるための「何か」を見つけようと、躍起になるのです。ところが、探せば探すほど、自分が特別だという証明はどこにもなく、それどころか、自分はその他大勢と大差が無いということに気付かされるのです。それならまだいい方で、前述したように、自分の矮小さに絶望してしまうこともあります。

 そこまでしてから、もう一度、自分の声を聞いてみてください。自分は、何をしたいとうったえかけてきますか? そこで聞こえた声こそが、あなたの素直な姿です。

 どうでしょう。素直になるのが大切だということは知っていても、素直になるとは、実はこれほどまでに大変なプロセスを踏まなければいけないのです。その過程は、はっきりいって、とても辛いです。自己否定感に苛まれてしまうこともあります。私の場合は、自分を見つめていく過程で、生きる気力さえも失っていきました(だって、自分の価値が、どこにも見当たらないのです!)。しかし、そこまでの作業をしなければ、適切な自分を把握することはできません。自分に合った理想自己を設定することもできません。

 では、そこまでして自分に合った目標や理想自己を設定する必要があるのでしょうか。私は、すべての人にその必要があるとは思いません。自分のことをよく知らなくても、人間関係や諸々の問題と上手くやっていける人は多いでしょう。けれども、今根気強くこれを読んでいる人は、何らかの問題にぶつかって、途方にくれている人ではないでしょうか。そのような人たちは、そこまでする必要があります。
 できれば、早ければ早いほどいい。歳をとってから大きな問題にぶつかって、それから考えるとなると、焦りや不安が大きくて、適切な手段が取れなくなることがあります。必ずしも、一回や二回の自己内省で、完全な理想自己や目標を設定する必要はありません。けれども、その作業を早くに経験して学んでいれば、大きな問題にぶつかったときも、立ち向かっていくことができるのです。
 具体的な例として、私のことをお話しましょう。私は、中学生の頃から、恋人ができないことをずっと悩んでいました。自分は人に愛される資格が無いのか。何故か。それは、私のルックスが悪いからか。ならば、ルックスは変えようがないじゃないか。そのような悪循環の思考に陥っていたのです。
 けれども、自分が何故、それほどまでに恋人を欲しているのかについて、じっくりと考えてみることにしたのです。そして私は、自分の、本当の素直な気持ちに気付いたのです。私の本当の気持ちは、「恋人が欲しい」ではなく、〜〜でした。あえて今の本当の気持ちは伏せます。それは、これから先変わる可能性があるからです。例え今これが本当の気持ちでも、それにずっと囚われてはいけません。必要に応じて、自分と向きあい、答えを聞き出す必要があるのです(きっとそれも、中学時代の本当の気持ちとは違っています)。
 私はこれから先、大きな困難にぶつかっても、自分の気持ちを確かめる手段を身に付けていますので、乗り越えていくことが出来ます。それほどまでに、素直になるというのは強力な手段なのです。お金持ちになりたいと思っている人は、何故そこまでしてお金持ちになりたいのかをよく考えてみましょう。自分の本当の気持ちに気付けるかもしれません。そして、それこそが貴方の、適切な理想自己なのです。


 ちなみに、想定している「貴方」は、自分のことでもある(笑)。この文章は、未来の俺に向けての手紙だ。強くなれよ。

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