まえがき
2023年6月に、PS5とFF16を買ったらしい。自ブログリンク
途中、中断(プレイを辞めてしまった)時期もあったが、ようやくストーリーのクリアをしたので、せっかくなので感想など書いておこうと思う。
ネタバレ気にしないで思ったこと書いていくため、未プレイの方は注意。
(カテゴリはあえて作るのもあれだったので、FF14カテゴリに入れた。FF14の内容はこの記事には一切なし)
総合評価
評価、と書くと上から目線だけど、感想として、5段階で表現するとこんな感じ↓↓。序盤 ★★
中盤 ★★★★
終盤 ★★★
総合評価 ★★★(そこそこ面白かった!)
序盤は、自分の期待したストーリーというか雰囲気ではなくて、少年期終わった時点でプレイをやめてしまった。
いやでも、せっかく買ったんだし……(PS5自体も買ったので、数万円の体験価値がなければ)と思って、プレイを再開。
あまり乗り気ではなかったものの、久しぶりにプレイしていくうちに、後述する「バイロン叔父さん」登場するシーンで、感動で涙が出た。
終盤にかけて、段々物語にのめり込んでいく。(途中何度か、気になってしまったり、冗長と感じてしまうところも複数あった。後述したい。)
しかし、最後のラスボス戦のあたり(章でいうと「オリジン」)で、急激に気持ちが冷めてしまった。理由と思われる点も後述したい。残念ながら、そのせいで、最後の、米津玄師の「月を見ていた」が流れて、最高潮に感動するはずが、それを逃してしまった。非常に残念に思った。
(曲は単純に良い)
クライヴ
良い意味で可もなく不可もなく……あまり書きたいことはない。主人公ポジションとして良いと思った。なんか別の人の感想で、「心の優しい青年なのに、戦闘で「くたばれぇ!」とか激しいこと言うから違和感あった」というのを後で見て、確かに(笑)とは思った。
ジル
かわいいね。クライヴと同じく良い意味で可もなく不可もなく……あまり書きたいことはない。ストーリー上仕方ないと思うし、これは悪いと思ってるわけじゃないけど、ラスボス戦は一緒にいかないのかぁーって思った。
クライヴ・ジョシュア・ジルで協力してラスボスと戦って倒すという方が盛り上がった気はするなぁ。繰り返すけど、そうできないストーリー上の設定というか流れがあるから、これは仕方なかったと納得している。
ミド
超かわいい。今作圧倒的に後述のバイロン叔父が好きだけど、女性キャラでは、ミドか、ヨーテさんが好きかな。ミドも色々着せかえれたらよかったな。着せ替えで思ったけど、アレテストーンで途中で着せ替えできることを中盤ぐらいで気づいたけど、2種類しかなかったので、もっとコスチュームあったらいいなーって思った。DLCとかであるのかな。
ジョシュア
ジョシュアもよいけど、従者のヨーテが美人さんだし、立ち振る舞いとか含めて良かった。ジョシュアは、なんですぐクライヴと接触しないで、「マルガラス」として逃げ続けてたのか最後まで不明だった。
サブクエやってたら判明したんだろうか。こういう、ちょっとした「気がかり」がいくつもあって、「完全にのめり込む」という体験にならなかったのが、残念なところだった。
ディオン
ルサージュ卿。バハムート。好き。
国の中で異端で、でも民を愛して優秀で強い……という、なんか悲劇な目に遭うとしか思えない設定で、ジョシュアと会談した後すぐ死んじゃうと思ったけど、その後たくさん活躍してすごく良かった。ディオン周りは気になるところもなくて、すごく良かった。
あと、戦闘の召喚獣セットは、バハムートを使えるようになってからずっと使ってた。
メガフレア(○ボタンでLv4まで溜められる奴)で、敵の攻撃を回避すると、フレアレベルが溜められるので、ボス戦など、連続攻撃してくるときに
○ → R1(回避) → R1 → R1
と、Lv4まで溜めて、メガフレアを発動。
ボスが遠く離れて、近接攻撃をあてられないときも多いので、追尾(?)で自動攻撃してくれるのがすごく楽しかった。
あと、最後の決戦いくまえのムービーで、シドの娘ミドから抱き着かれて、戸惑ってるのがすごくかわいかった(笑)
男色だからというのもあるのかもしれないけど、そこまで親しくない女の子からのスキンシップだったから遠慮したという感じなんだろうなと思った。
バイロン叔父さん
大好き。この方が登場したおかげで、最後までプレイできたといって過言ではない。冒頭書いたが、バイロン叔父さん登場シーンは最高だった。
このシーンを体験できたから、とりあえず金額的な(数万円(笑))もとはとれたと思った。
ガブ
最初モブかと思ったら、超頼れる相棒だった。フーゴ
敵キャラで2番目に好きかな。愛に生きた漢。
わりと民から治世も評価されてたみたいだし、シドの隠れ家を襲ったりもしたけど、ヘイトは高まらなかった。ベネディクタの死を都合よく利用された感じだし。
フーゴと和解して共闘するストーリーとかだったら、もっと熱かったろうなー。そんなストーリーにできる道筋は全く浮かばないけど、だからこそ、そういった説得力ありつつ意外な展開が多くあったら、世間的にももっと評価は高かったと思う。
フーゴ自体ではないんだけど、タイタン戦は、正直自分には長すぎた。
だれた……。
ストーリーフォーカスなら若干短かったのかもしれないけど、ガルーダ戦をストーリーフォーカスでやったら、あまりにもつまらなくて(ムービーみつつ、たまに□かR1押すだけ)、タイタンはアクションでやった。
でも長い。
第二形態は迫力あってびっくりもしたけど、時間としては半分で充分に思った。
バルナバス
オーディン。敵キャラで一番好き。かっこいい。召喚獣の姿としての、あの兜の角の形は、あんまりかっこよいと思わないんだけど、もともとオーディンのイメージはあれだから仕方がない(笑)
圧倒的強者感があった。
人物としては狂信者みたいな感じで、人間としては広がりを感じられないことが物足りないという方もいそうと思ったが、「不気味に異次元に強い」という感じがあって良かった。
逆に、ストーリー上違和感として、クライヴが、どうしてバルナバスに勝てたのか分からなかった。
これは結構、色んな面で感じたところで、ラスボスのアルテマとの闘いでも思ったところ。
圧倒的な力の差があって、一度どころか2回も負けたクライヴ。
でも、そこまで時間をおかずに、ストーリー上で、バトルで勝ってしまうクライヴ。
今回のFF16で気になった大きな点として、「何で強大な敵に勝てたのか」が納得いかなかったから。
良い例が思いつかないけど、ドラゴンボール?の元気玉?で、みんなの思いを集めたことで勝てたとか、進撃の巨人でリヴァイが獣の巨人を倒せたのは、エルウィンを筆頭に調査兵団の新兵たちも含めて突撃させて全滅させて、そこで油断させて側面から討ち取った、とか。
理由。
何故なのか。
犠牲となったこと。
それまでに講じた策。
それがないと、いくらキラキラしたバトルを描いたって、ムービーが綺麗だって、なんか冷めてしまう。
あー、どうせ、ストーリー上そろそろ勝つんでしょ?
って気がして、実際そうなった、という感じ。そうなると、バトルシステム以前に面白くないのである。
アルテマ
オリジンの章が、うーーん。正直、だれた。これから最終決戦だ! って時に、立て続けでこれまでの説明(アルテマの目的)が入る。
申し訳ないけど、それらは、もっと早くにやっておいて、最終決戦は、単にバトルぐらいでよかったと思う。
しかも、その明らかになる目的も、想像の域をでなかったのもある。
実は一つ(個体)にして全(複数)である、とか、うん……いまさら、別にそんなに驚かない。
強大な魔法を使おうとしている、ということは言われていて、それが「レイズ」だったというのも、「そっかー」ぐらいにしかならなかった。
あと、アルテマ氏が、理(ことわり)や、人そのものを作った神であって、それゆえの驕りがあったというのは分かるけれども、アルテマのこれまでの目的に対しての行動が稚拙、というか、何もしてないように感じられて、強者感や不気味さがいまいちだった。小物感があったともいう。
クライヴに、現れては何度も、「お前は器なのだ」とかいうけど、それで説得できるとか、自我を捨てるとか思ってたのだろうか。思ってたんだろうなぁ……。
クリア後の状態
2週目をやろうと思えなくなったのが、クリア後のセーブデータで入った時に、最終決戦前の状態になったから。これも仕方ないんだけど、なんか、時間が巻き戻った感じなので、冷めてしまった。
できれば、クリア後の世界で、NPCとか話しかけたら、「クライヴお疲れ!」とかなったり、マップの変な空(アルケーの空)が綺麗に晴れたりしてたら良かったんだけど……。
まぁ、エンディングの流れからして無理なのは分かるんだけどね。
戦闘
全体的に「長い」と思うことが多かった。ボス戦自体の長さもそうだし、ダンジョンとかの戦闘回数とかも。
あと、レベルアップは楽しかったけど、あんまし強くなったことが感じられなかった。
カローンの取引所で、経験値アップのアクセサリ買えることはかなり後半になって知って、損した気がした(笑)
ただ、バハムートを得てからと、「スロー」のアクセサリを付けてから、結構楽しかった。
回避してメガフレア撃つのが爽快感あった。
テイクダウンさせたら、ギガフレアで高ダメージを与えていくというスタイルを自分で考えた。
もっと効率がよい戦い方があるんだろうけど、色々召喚獣やアビリティを組み合わせて戦えるというシステムは良かったと思う。
通常攻撃は、うーん、マジックバーストってそんなに攻撃力かわってたのかな? あんまし効果が分からなかった。面倒だから、スキル溜まるまでは単に□連打になってしまい、そこはちょと飽きた。
そのせいで、戦闘が長いって感じたのかな。
シヴァとかオーディンは使わなかった。
ストーリー終盤なので、そこから新しい戦い方を覚える必要性を思えなかった。2週目用なんだろうな。
ストーリー
アナベラ裏切って国を売ったのと、エルウィン殺したことが許せなくて、序盤は一回プレイをやめてしまった。続きをやりたいと思えなくなった。
少年期のストーリー自体は、徐々に面白くなっていってたところだったので、フェニックスゲート事件で、いきなり青年期になってをやる気がしなくなった。
回想構成(過去に戻る)は、ストーリーの組み立てで結構難しい。
序盤の方が面白かったという人が多いようなので、気にならなかった人の方が多かったのだろうけど、個人的には回想シーンなくてもよかったというか、ふつうに、順番に幼少期からスタートでよかったんじゃないかと思った。
後半、ちゃんとアナベラも報いを受けるけど、ある意味綺麗な終わり方だったので、そこも不満が残った。言葉を選ばず書けば、むごたらしく死んでほしかった。
自分で死を選べるとかなまぬるい気がした。
まぁ、女性をそんな痛めつけるなんて、昨今の風潮からしたら無理なんだろうなぁ。
もしくは、上で書いた、アルテマに物足りなさを感じたので、逆に最終ボスがアナベラだったりしたらちょっと面白かったりして。そこに行きつくストーリーなんて全然思い浮かばないけど、それゆえに逆に説得力もって描けたら面白くなる気がする。
グロエロ要素
特に気にならなかった。17歳以上対象らしいから、もうちょっと踏み込んだ描写があるかと思ったけど、R指定ではないらしいからこんなものなのか。ただ、なんかグロもエロも中途半端だったから、だったらなくしてもうちょっと全年齢向けにしてもよかったんでは、とは思った。グラフィック
きれい。これは文句なしと思う。
ただ、よく言われてる通り、暗いところは暗すぎて何もみえなかった。
かといって明るくすると、こんど召喚獣バトルとかできらきらして目が痛いという微妙なバランス。
アレテストーンに入るときに、真っ白になるんだけど、あれも目が痛くて、いつも目を閉じてた。絶対身体(目)に悪いと思う。
あとがき(感想まとめ)
(かっこ書きである。買って損したとかではなく、一言で言えば、普通に面白かった、という感想。やってよかったとも思った。ただ、至上最強のRPGか、というと、んー、まぁ普通、、かなという感じ。よかったけど、2週目(つよくてニューゲーム)とか、レベルコンプしたり、DLC買おうとまでは思わないぐらいな感じ。おすすめのサブクエあったらそれは是非やりたい。テーマがクリスタルの加護を打ち砕くという感じだったから、FF17はもう出ないのかなー。そういえば、自分、FF5、FF7、FF8、FF14しかクリアしたことない。RPGクリアしたのは、FF14を除くと、数年ぶり?? かもしれない。少なくても、ここ5年、もしかしたら10年はクリアしたゲームないのでは? 色んな他のRPGをやったことある人はまた違った感想になるのかもしれないけど、久々にRPGやってみたライトユーザー感想としてはこんな感じかなー。)PR