忍者ブログ
   
気付くと見慣れた天井であった
2016/09/12 00:24 | Comments(0) | イライラ対処
長距離を旅し、知らない土地で泊まって過ごすと、日常の喧騒を忘れられる。

本当にそうか、いや、時間を過ごすことだけに力を注ぐ。スマートホンでニュースを見たり、本を読んだり、勉強をしたりとかそんなことは無く、仲間との会話や寝床の確保など生きるための行動が主になる。

とても、よい時間の使い方だと思う。

そして、帰宅。
荷ほどきをし、気付くと、意識を失っていた。

夢の中

ある居酒屋で飲んでいると、自分のオーディオ(イヤホンの音漏れ、が現実的だが、流石夢だ、普通に自宅においてある据え置きスピーカーが自分の席の近くに置いてある)から、音がうるさいと、店員から伝えられた。聞くと、ある客から、苦情があったという。

僕は、隣の客を捕まえていった。「この程度の音で、そんな、苦情をいってくるなんて、心が狭いですよね。むしろ、クソおやじどもの甲高い笑い声とかの方がうるさいですよね。――あ、もしかしてあなた方もそう思ってました?」
隣の客は、「いや、そんなことないですよ」と応じてくれた。

そして、一言二言会話し、お互い楽しくなった僕らは、二軒目に一緒に行くことにした。その間での僕の言葉。

「で、さ。僕はいろいろ不満を言ってきたけど、でも、明るく生きるには必要なんですよ。いやだって、生きる、ということを前提にしたら、それは、幸せで楽しくあるべきじゃないですか」
酒のせいか、呂律がまわっていない。でも、相手も頷きながら聞いてくれている。
「でもね、僕は、その【生きる】ってことすら、前提に考えてはいないんです」
僕の言葉に、少しの間が生じる。
「でも僕は、生きるとしたら、こんな生活は、大きく変えてやろうと、思うんだ」

今の生活に不満があるのか

と、夢の話である。最後の言葉が、非常に、重要だった気がするが、忘れてしまって、なんとか、主旨だけ夢の記憶を掘り返してみた。
言葉自体は忘れてしまったが、「今の生活を変える」というニュアンスのことを言っていた気がする。その言葉が、まさに、「意識下」にあるときには出てこないようなことだったので、夢、無意識の言葉というのを書き留めておこうとおもったのだ。


いやぁ、疲れからか、ブルーマンデー症候群なのか分からないが、――というのは、テレビを置いていないから、曜日感覚があまりなく、平日と休日の境目があまり感じられなくなっている。だから、ブルーマンデー症候群、サザエさん症候群って奴の気分なのかは不明だ。ブルーマンデー症候群の治療は、テレビを置かない、見ないことなのかもしれない――帰宅後、非常に、消耗した気分になって、気付いたら眠りについていた。変な体勢で寝たせいで身体が痛いが……。


なんだろうか、書くことは、ある。
ゲームオブスローンズの4章を見終わって、やっぱりこの作品は面白くて、そのうちいくつかの名言・名場面(単純に自分が良かったと思ったところ)をメモしておこうと思いながら、書く時間がなく、時間が経ったら忘れてしまった。うーん、最近、メモをさぼっている。その、「感動」した瞬間においては、絶対記憶したと、忘れまいと思うのだが、見事に、忘れる。

「メモしないとすべて忘れてしまう」
ということを、よく記銘した方がいいかもしれない。

そういえば、小林泰三という方の、「記憶破断者」というのが、そういうモチーフの作品だった気がする。あれ、ちがったか、「アリスゲーム(?)」だったか、そう、ほら、もう混濁している。

で、そういうの、本当は、よく正しく知識している人に、教えこうて、覚えていく、もしくは想起するのだけれども、いまや、インターネットを使えば、すぐに手に入る情報である。

そう、にもかかわらず、「ジンモーニ」というカクテルは、意外やに、検索にヒットしない。

スプモーニという、カンパリ+トニックウォーター+グレープフルーツジュースというレシピがあり、その「カンパリ」の部分を、ジンにしたから、ジンモーニというのだろう。

たまに、ネットに載っていないローカルな情報があって、そういう情報をもっている人が、楽しい人、なのかもしれない。いやなに、その「情報」とは、「知識」としての情報である必要はなくて、結局、「経験」という、唯一無二の情報があれば、それだけで魅力的である。

このことに気づいたのは、まぁもう十代というより、二十代になってからな気もするが、うーん、いやそれが故に、「自分は経験がない」という劣等感にさいなまれていた、気もする、というよりも、その点は、今も思う。
というのは、ナンパで100人ぐらい成功させたとか(いやそれも記憶混濁。100人にこえをかけて、10人くらい成功だったとか、そういう話だったかも)、昔の車は壊れやすくて旅行中に壊れたのを直しながら進んだとか、そういった武勇伝的なものであったりしつつ、とにかく、そういうのは、その人だけの「情報」で、決してネットに落っこちてたりしない。(まぁ、SNSとかブログ、という情報媒体があって、それはそれでインターネットとして興味深いものである)

なんの話だ? ネットの功罪? そうではない。
小見出しに戻ると、「今の生活に不満があるのか」と書いてある。なるほど、そうだった。

無意識下の言葉

不満があるか、と言われたとき、意識下では「ない」と答える。不満など、ありえないのだ。
むしろ、「何をしたいのか分からない」状況であったとき、「どうあるべきか」というものがもちえないときに、不満などありはしない。

しかし、いざ、無意識の中に入り込んでみると、僕は、「不満」があるのである。


しかし、その不満とは、なんだ、というのは分からない。けれども、無意識の僕が、不満がある、というのであれば、分かった、それを尊重してやろう。


……としていたら、もう、12時か。早いものだ。

仕方がない、キーワードだけメモして、今日は寝るとしようか。

キーワード。(……ん、なんだ、何もでてこないぞ)


・ゲームオブスローンズ、第四章のドーン人のプリンス・オベリンのなんとかっこよかったことか、という点。
・実は、王殺しの黒幕があの人だったこと

・資格の勉強1か月ぐらい全くしていないこと。これは、後悔というよりも、なんとあっという間に時間が過ぎるのだろうという驚き。
・………


おや、やはり、何も、出てこなくなった。
うーん、やっぱり、今度から、先にキーワードを書いてから書き始めようか。上の「経験」の話とか、しだすと、もっとほかに書きたいことが出てくるのだけれども、それって、最初に書こうと思った話からズレていっている。

そして、この場所は、「居場所」であって「癒し」だから、好き勝手に書くことは問題ない、とはいえ、それでも、いつもいつも毎日毎日毎回毎回同じことばかり書いていては、面白くない。
それは、読者へ、という気持ちもあるかもしれないが、それ以上に、自分が読んだときに、いらだつことになるだろう(? いや、ならない気もする。あーこの時期は、余裕がなくて思考がどうどう巡りしていて、時間を無駄にしていたんだなぁ、とかしみじみ……)。


あ、とか書いていたら、一つ思い出した。さっきの夢の話しだ、そう、「時間のなさ」、歳をとったことによる、焦燥感的なものだ。

「今の自分を変えてやる」とかかっこいいこと(夢で)言っておいて、でも、もう30代なんだぜ? そろそろ、自分の決めた道を突っ走ってかっこいい渋い大人になってやろうぜ、とか、そんなこと、思った……んだっけ、ここら辺がよく分からない。時間が経つと、「創造の言葉と実感の言葉」の記事で書いたけれども、自分の言葉が「どれ?」なのか分からなくなる。

そう、さっきの「経験」の話のところでかこうと思ったのは、その「語る言葉」についてである。
つまり、もうキーワードだけ書けば、「いくら経験をしても、それを【正しく】語る言葉がなければ、それは【経験】として積み上げられないのだ」ということ。
そして、そのことは、「記憶」が非常に重要なファクターとなってきて……

阿頼耶識とは、記憶の貯蔵庫である、が、記憶こそが人格を唯一統制しているものである、という僕の前に書いたことと一致していて、「おぉ、そういう表現の仕方もあるのか、唯識派の人たちにシンパシー覚えるぜ」とか、そんなこと思ったとか、プレゼン、最初はよかったけど後半が微妙になってしまったとか、もう、そうだ、結構、いろんなことが、ここ数日にあった。

それらを、結局、「経験」として書き留められていないから、よく覚えていないのだ。
でも、短い記事は、後から読んだときに「いらっと」するのが目に見えている(これは実証済みですらある)ので、投稿するのに躊躇したりもして……。

うむむ、本当に、もう少し、頭を整理して、【素早く】書く、ということを身に着けた方がいいかもしれない。いやはや、タイピングの速度は必要十分なので、このことは、「インプットすべきことの整理の高速化」という表現になるのだろうが……。





拍手[1回]

PR

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<残酷な世界で生きる方法 | HOME | 腹痛と自殺の原因>>
忍者ブログ[PR]
アクセスランキング