今日の一言「コメント返信は一時お休み」
思ったより簡単にできてしまった。なお、口座開設は既に済み状況であった。
検討を始めた際の記事
2019/06/15 (Sat)
リンク元
ところが、証券会社の投資信託の画面に飛ぶと、どうやら、ポートフォリオを決めると――要するに、国内株式は何%、新興国債券は何%と、数字を選ぶだけで、適切な銘柄を自動的に選んでくれるみたいである。ここはもしかして拘るポイントなのかもしれないと思いつつ、「面倒くさかった」ので、何%を決めるだけで購入に踏み切ろうという気持ちになった。
最大でも、年間40万円枠しかない買い物なのである。うだうだ行動できないほうが、「機会損失」のリスクだ。
結果、以下のポートフォリオになった。
最初、債券はいれないつもりだったが、「債権も入れた方が安定する(ただし日本債権以外)」とのコメントを頂いたこともあったので、
日本株10%
日本債権1%
先進国株30%
先進国債権25%
新興国株15%
新興国債権20%
のようなイメージで買うことにした。
(実際は、最初に証券会社サイトでのオススメの比率をもとに組み合わせたので、やや異なる数字になっている。REIT(不動産投資)も入っている。コモディティというよく分からないのも入っている。先進国株にもっと極振りでもよかったような……後から考えると色々思うところもあるが)
そんな、かなりあやふやな状態でのスタートとなった(一番やってはいけないのだろう)。
自分の資産の内訳としては、預貯金、株式投資、つみたてNISA、終身保険、の構成になる。
つみたてNISAは、制度が少し変わって、2037年までに始めれば、20年間の積み立てができるということだ。自分の場合は、2020年に始めたので、2039年までの20年間が積み立て期間となる。
すると、36万円×20年=720万円が必要となるわけだ。そしてこれが、5%増えたとすれば、756万円(36万円)の利益となる。(そんなにすごく増えるわけじゃないなというのが正直な感想。銀行に預けておくよりはましなぐらいか)
まえがき
少し時間ができたので、前々から「やろうやろう」と思っていた、積立NISAを始めてみた。思ったより簡単にできてしまった。なお、口座開設は既に済み状況であった。
検討を始めた際の記事
2019/06/15 (Sat)
リンク元
ポートフォリオ
僕は、今日手続きを進めるまで、個別の投資ファンド(銘柄?)を一つ選んで、それでポートフォリオ(国内外の株式・債権の組み合わせ)を決定するものだと思っていた。(通常の株取引はそんなイメージだったからだ)ところが、証券会社の投資信託の画面に飛ぶと、どうやら、ポートフォリオを決めると――要するに、国内株式は何%、新興国債券は何%と、数字を選ぶだけで、適切な銘柄を自動的に選んでくれるみたいである。ここはもしかして拘るポイントなのかもしれないと思いつつ、「面倒くさかった」ので、何%を決めるだけで購入に踏み切ろうという気持ちになった。
最大でも、年間40万円枠しかない買い物なのである。うだうだ行動できないほうが、「機会損失」のリスクだ。
結果、以下のポートフォリオになった。
最初、債券はいれないつもりだったが、「債権も入れた方が安定する(ただし日本債権以外)」とのコメントを頂いたこともあったので、
日本株10%
日本債権1%
先進国株30%
先進国債権25%
新興国株15%
新興国債権20%
のようなイメージで買うことにした。
(実際は、最初に証券会社サイトでのオススメの比率をもとに組み合わせたので、やや異なる数字になっている。REIT(不動産投資)も入っている。コモディティというよく分からないのも入っている。先進国株にもっと極振りでもよかったような……後から考えると色々思うところもあるが)
そんな、かなりあやふやな状態でのスタートとなった(一番やってはいけないのだろう)。
今後を見てみる
ちなみに、毎月3万円の積み立てで、年間36万円、40万円以内の見積もり。自分の資産の内訳としては、預貯金、株式投資、つみたてNISA、終身保険、の構成になる。
つみたてNISAは、制度が少し変わって、2037年までに始めれば、20年間の積み立てができるということだ。自分の場合は、2020年に始めたので、2039年までの20年間が積み立て期間となる。
すると、36万円×20年=720万円が必要となるわけだ。そしてこれが、5%増えたとすれば、756万円(36万円)の利益となる。(そんなにすごく増えるわけじゃないなというのが正直な感想。銀行に預けておくよりはましなぐらいか)
あとがき
(かっこ書きである。取りあえず、昨年から立てた目標の一つを達成した――厳密にはお金がまだ動いていないけれど。取り急ぎは、数か月、注視しておこうと思う。何等か手続きに不備があったかもしれないし。今回は始めた、というメモまで)PR
今日の一言「久しぶりの学習カテゴリ」「創作ネタとして……」
ある程度類似の問題を複数解くことで、「正解」を導くことはできるようになっても、「理解」した気持ちになれない。
理解とは、正しく分類できることであるので、問題が解ければ、理解したと言えるかもしれない。しかし、その根拠が自分の中でしっくりくる……この表現も曖昧なわけだが、あやふやな状態では理解したとはいえないだろう。
そんな事柄は多くあるわけだが、その一つの「クロスサイトスクリプティング」というクラッキング手法について解説を試みることで、「理解」に近づくことを目的とする。
クロスサイトスクリプティング(以下「XSS」)とは、クラッキングである、という理解はまず簡単にできる。
問題は、その中身だ。いろんなネットワークを通じた攻撃手法(DoSとかセッションハイジャックとかSQLインジェクション)というものがある中で、XSS特有の「手がかり」は何かを理解する必要がある。
WEBサイトの理解をまず確かめよう。このブログもWEBサイトである。昔はホームページという言葉の方がよく用いられていたと思う。「ホーム」でもなくなってきたから、WEBという表現が主流になったのだとか聞いたことがあったような。
で、脆弱性のあるWEBサイト、ということだが、基本、単にブラウザ(WEBサイト閲覧に使われるアプリ)に表示するだけのサイトは、基本問題にならない。
もっと分解して表現すると、端末(クライアント)とサーバという概念がある。
要はパソコンが端末。サーバはネットワークの先にあるすごい機械だ(かっこわらい)。
で、表示だけするサイトとは、クライアントからサーバに「見せて」って要求して、サーバから「はいどうぞ」ってやりとりがあって、それだけである。
で、その「見せて」ってのは、URL(アドレス)で示される。もっといえば、URLは、IPアドレス+ファイルの場所を示す情報である。その文字列を数値(IPアドレス)に変換してくれるのが「DNSサーバ」である。――わきみちにそれた。
要は、「見せて」→「どうぞ」だけのやりとりのサイトは、脆弱性もない(と言い切ってしまうのは危険なんだろうが)。
問題になるのは、端末とサーバで、双方向なやり取りがあるサイトである。
もちろん、単なる読者、閲覧者にとっては、基本一方向であるが、コメントとか投稿できる。そして筆者も、端末で書いた記事を、ネットワークを通じてサーバに送り込んでいる。
これらの双方向な情報のやりとりのためには、「フォーム」が使われる。要は「入力欄」。
このフォームに、データベースを操作する言語のSQLを入力して、データを破壊したり抽出したりするのが「SQLインジェクション」だ。
これは分かりやすいと思う。
では本題の、XSSとは、どういったものなのか。
あれ、そうすると、僕は、「一方向のサイトは大丈夫」と書いたが、URLに埋め込みができるのなら、どんなサイトも危ないってことになりはしないか。
また、国家試験問題(H25秋応用情報)で、こんな問題↓がある。
あれ、やっぱり、そうすると、僕が書いてきた、「フォーム」(入力欄)=入力フィールドに悪意あるスクリプトを埋め込む、という「理解」が正しい気がしてくる。
https://www.shadan-kun.com/blog/measure/1052/
上の記事を参照するに、やはり、フォームを使ってスクリプトを埋め込む手法が紹介されている。しかし、納得がいかなかったのでさらに調べると、以下サイトで少し分かった気がした。
とほほのWWW入門
http://www.tohoho-web.com/ex/xss.html
――ってか、懐かしい!(笑)
僕がWEBサイトの基礎を学び始めた十数年前によく参照させて頂いていた。
コピーライトが2019年になっていて、まだ運営されていたんだなぁとしみじみ。(個人運営だと思ってたけど、どうなんだろ)
――要するに、両方の手法があるということだ。
URL埋め込み型(反射型)と、掲示板埋め込み型(格納型)があるということだ。
なるほど。ここまで調べてようやく分かってきた(理解してきた)気がする。
ちなみに、問題を解くことに関しては間違えはなかった、という点が、本記事の裏の主旨である。
複数の問題を解くことはできても、なんとなく分からなかったXSSという概念。要は僕の言葉で理解すれば、以下のようになる。
「簡易プログラム(スクリプト)を利用した攻撃手法。正規のWEBサイトにスクリプトを仕掛けることに特徴がある」
前書き
何度勉強しても、「分かった」という気持ちになれない事柄というのがある。ある程度類似の問題を複数解くことで、「正解」を導くことはできるようになっても、「理解」した気持ちになれない。
理解とは、正しく分類できることであるので、問題が解ければ、理解したと言えるかもしれない。しかし、その根拠が自分の中でしっくりくる……この表現も曖昧なわけだが、あやふやな状態では理解したとはいえないだろう。
そんな事柄は多くあるわけだが、その一つの「クロスサイトスクリプティング」というクラッキング手法について解説を試みることで、「理解」に近づくことを目的とする。
クロスサイトスクリプティング
とりあえず、辞書的に引用。クロスサイトスクリプティングとは、ネットワークを通じた攻撃手法の一つで、保安上の弱点(脆弱性)のあるWebサイトを踏み台に、悪意のあるプログラムをそのサイトの訪問者に送り込む手法。また、そのような攻撃に利用される脆弱性のこと(XSS脆弱性)。
IT用語辞典e-words
クロスサイトスクリプティング(以下「XSS」)とは、クラッキングである、という理解はまず簡単にできる。
問題は、その中身だ。いろんなネットワークを通じた攻撃手法(DoSとかセッションハイジャックとかSQLインジェクション)というものがある中で、XSS特有の「手がかり」は何かを理解する必要がある。
WEBサイトの基本
ポイントとなる要素として、「WEBサイトを踏み台に」という点だ。WEBサイトの理解をまず確かめよう。このブログもWEBサイトである。昔はホームページという言葉の方がよく用いられていたと思う。「ホーム」でもなくなってきたから、WEBという表現が主流になったのだとか聞いたことがあったような。
で、脆弱性のあるWEBサイト、ということだが、基本、単にブラウザ(WEBサイト閲覧に使われるアプリ)に表示するだけのサイトは、基本問題にならない。
もっと分解して表現すると、端末(クライアント)とサーバという概念がある。
要はパソコンが端末。サーバはネットワークの先にあるすごい機械だ(かっこわらい)。
で、表示だけするサイトとは、クライアントからサーバに「見せて」って要求して、サーバから「はいどうぞ」ってやりとりがあって、それだけである。
で、その「見せて」ってのは、URL(アドレス)で示される。もっといえば、URLは、IPアドレス+ファイルの場所を示す情報である。その文字列を数値(IPアドレス)に変換してくれるのが「DNSサーバ」である。――わきみちにそれた。
要は、「見せて」→「どうぞ」だけのやりとりのサイトは、脆弱性もない(と言い切ってしまうのは危険なんだろうが)。
問題になるのは、端末とサーバで、双方向なやり取りがあるサイトである。
双方向なサイト
双方向なサイトとは、このブログのようなものである。もちろん、単なる読者、閲覧者にとっては、基本一方向であるが、コメントとか投稿できる。そして筆者も、端末で書いた記事を、ネットワークを通じてサーバに送り込んでいる。
これらの双方向な情報のやりとりのためには、「フォーム」が使われる。要は「入力欄」。
このフォームに、データベースを操作する言語のSQLを入力して、データを破壊したり抽出したりするのが「SQLインジェクション」だ。
これは分かりやすいと思う。
では本題の、XSSとは、どういったものなのか。
XSSの手法
先ほどの辞書の続きを引用。典型的なXSS攻撃では、攻撃者はターゲットとなる脆弱なサイトへのリンクを設置した罠サイトを設け、閲覧者がリンクをクリックするよう仕向ける。その際、リンクのURLのパラメータ部分にスクリプト(JavaScriptコード)やHTMLタグの断片を埋め込み、閲覧者が脆弱なサイトを開くとページ内に自動的にそれらの悪質なスクリプトが埋め込まれ、即座に閲覧者のWebブラウザで実行される。
あれ、そうすると、僕は、「一方向のサイトは大丈夫」と書いたが、URLに埋め込みができるのなら、どんなサイトも危ないってことになりはしないか。
また、国家試験問題(H25秋応用情報)で、こんな問題↓がある。
クロスサイトスクリプティングの手口はどれか。
正解:WEBアプリケーションに用意された入力フィールドに、悪意あるJavaScriptコードを含んだデータを入力する
あれ、やっぱり、そうすると、僕が書いてきた、「フォーム」(入力欄)=入力フィールドに悪意あるスクリプトを埋め込む、という「理解」が正しい気がしてくる。
要するに
クロスサイトスクリプティング(XSS)のセキュリティ対策とは?https://www.shadan-kun.com/blog/measure/1052/
上の記事を参照するに、やはり、フォームを使ってスクリプトを埋め込む手法が紹介されている。しかし、納得がいかなかったのでさらに調べると、以下サイトで少し分かった気がした。
とほほのWWW入門
http://www.tohoho-web.com/ex/xss.html
――ってか、懐かしい!(笑)
僕がWEBサイトの基礎を学び始めた十数年前によく参照させて頂いていた。
コピーライトが2019年になっていて、まだ運営されていたんだなぁとしみじみ。(個人運営だと思ってたけど、どうなんだろ)
――要するに、両方の手法があるということだ。
URL埋め込み型(反射型)と、掲示板埋め込み型(格納型)があるということだ。
なるほど。ここまで調べてようやく分かってきた(理解してきた)気がする。
ちなみに、問題を解くことに関しては間違えはなかった、という点が、本記事の裏の主旨である。
複数の問題を解くことはできても、なんとなく分からなかったXSSという概念。要は僕の言葉で理解すれば、以下のようになる。
「簡易プログラム(スクリプト)を利用した攻撃手法。正規のWEBサイトにスクリプトを仕掛けることに特徴がある」
あとがき
(かっこ書きである。XSSについて、他書籍とかの説明で、「(スクリプトを使って)別のWEBサイトを表示し……」とかって説明しているから分けわからなくなったのである。ひどい。まぁその、人によって(知識とか頭の回転とか語彙力とか)分かりやすさは異なるから、上の僕の説明が分かりやすいかというと一概ではないだろうが、少なくても僕にとっては分かりやすい。先日の人類普遍の6原則(他者を傷つけない、報復できる、善行には返礼、強者は弱者に配慮、約束守る、嘘つかない)も、とりあえず暗記して~自分の言葉で表現して~を繰り返さないと覚えられない。ちなみに、教養とは、「概念知識」の多さだと思ってる。概念ってのは抽象のことだ。その抽象的な表現ができる事柄が多い人を、教養がある人という。モノ・コトの知識がたくさんあっても、教養があるとは言わない。かといって、具体的なことが不要なわけはない。大事だ。だから別に教養が大事だというわけでもない。ただ、創作する上では、たくさんあった方がいいだろう)
今日の一言「javascript」
しかし、昨年の同月の記事に、もっとサクッとアクセスしたいと思った。
好都合に、忍者ブログには、プラグインに「カレンダー」がある。
このカレンダーを制御している命令文(ソースコード)で、「年」マイナス「1」をすれば簡単にできるんじゃないか?
と思って、全然できなかった。
要は、忍者ブログでカスタマイズできるのは、固定化された「変数」だけなのだ。固定なのか変数なのか、何を言っているのか分からないと思うが、要するに「計算」ができないのだ。
例えば、今日が属する「年」といった情報は取得できるが、そこから「マイナス1」とかはできないのだ。
じゃあせめて、去年の「年」を表す変数がないかと思って調べた。
忍者ブログ:独自タグ一覧
お、これで行けそうじゃん! と思ったら、ダメだった。(理由は不明だが、結局、今日が属する年しか取得できなかった)
サイトURL/Date/YYYYMM/1/
の形式になっていることが分かった。
そこから閃く。
「じゃあ、javascriptで「今年」を取得して、そこから「1」引いて去年の値を取得する。それを元にして、ふつーにHTMLタグ<A>で書けばいいんじゃないか」
結果、以下の通り。
上のコードを、プラグインのフリーエリア(今回はプロフィール欄)に挿入したら、思い通りに動作した。
来月も、ちゃんと「201807」と、「201906」が表示されていれば、検証完了だ。
ちなみに、自ブログのURLを直打ちしているが、それは、それこそ忍者ブログの独自タグ「<!--$g_url-->」で取得できることが分かったので、そこら辺の微修正はして実装済み。
javascriptで、
var myURL = '<!--$g_url-->'
と変数へ一旦格納してからdocument.writeで書き出ししている。
思ったのだが、javascriptの書き出しの構文が難しい、というか煩雑。
さらにちなみに、文字列をつなげるの、「&」でもいいんじゃないか。そこらへんはPHPやVBAと同じか。だったら、タグインデックスさんも、&で表現してほしかったな。+だと読みづらいし、数式で計算されて意図せず動いたりした。
だめだった、やっぱり「+」なんだな。ちょっと扱いづらいな。
まぁともかく、「1年前」が表現できれば、あとは応用で、何年前でも、3か月前でも、ほぼコピペで作れるようになる。何事も、「0」を「1」にするまでが結構大変だったりする。
前書き
忍者ブログのプラグインを用いて、昨年の今頃の記事を出したいと思ったけど、できなかったから、javascriptで自作した件。経緯
月別のアーカイブから、過去の記事をたどることはできる。しかし、昨年の同月の記事に、もっとサクッとアクセスしたいと思った。
好都合に、忍者ブログには、プラグインに「カレンダー」がある。
このカレンダーを制御している命令文(ソースコード)で、「年」マイナス「1」をすれば簡単にできるんじゃないか?
と思って、全然できなかった。
要は、忍者ブログでカスタマイズできるのは、固定化された「変数」だけなのだ。固定なのか変数なのか、何を言っているのか分からないと思うが、要するに「計算」ができないのだ。
例えば、今日が属する「年」といった情報は取得できるが、そこから「マイナス1」とかはできないのだ。
じゃあせめて、去年の「年」を表す変数がないかと思って調べた。
忍者ブログ:独自タグ一覧
$plugin_calendar_prev_year
お、これで行けそうじゃん! と思ったら、ダメだった。(理由は不明だが、結局、今日が属する年しか取得できなかった)
対応
忍者ブログにおいて、月別のリンクは、サイトURL/Date/YYYYMM/1/
の形式になっていることが分かった。
そこから閃く。
「じゃあ、javascriptで「今年」を取得して、そこから「1」引いて去年の値を取得する。それを元にして、ふつーにHTMLタグ<A>で書けばいいんじゃないか」
結果、以下の通り。
――参考TAGインデックス様<script type="text/javascript"><!--var now = new Date();var year = now.getYear(); // 年var month = now.getMonth() + 1; // 月var lastmonth = month-1;//先月if(year < 2000) { year += 1900; }// 数値が1桁の場合、頭に0を付けて2桁で表示する指定if(month < 10) { month = "0" + month; }if(lastmonth < 10) { lastmonth = "0" + lastmonth; }// 表示開始//昨年の今頃document.write('<a href=\"http://unfixation.gjpw.net/Date/' + (year -1) + '' + month + '/1/\">昨年の今頃</a>')//先月の今頃document.write('<a href=\"http://unfixation.gjpw.net/Date/' + year + '' + lastmonth + '/1/\">先月の今頃</a>')// 表示終了// --></script>
上のコードを、プラグインのフリーエリア(今回はプロフィール欄)に挿入したら、思い通りに動作した。
来月も、ちゃんと「201807」と、「201906」が表示されていれば、検証完了だ。
ちなみに、自ブログのURLを直打ちしているが、それは、それこそ忍者ブログの独自タグ「<!--$g_url-->」で取得できることが分かったので、そこら辺の微修正はして実装済み。
javascriptで、
var myURL = '<!--$g_url-->'
と変数へ一旦格納してからdocument.writeで書き出ししている。
思ったのだが、javascriptの書き出しの構文が難しい、というか煩雑。
さらにちなみに、文字列をつなげるの、「&」でもいいんじゃないか。そこらへんはPHPやVBAと同じか。だったら、タグインデックスさんも、&で表現してほしかったな。+だと読みづらいし、数式で計算されて意図せず動いたりした。
だめだった、やっぱり「+」なんだな。ちょっと扱いづらいな。
まぁともかく、「1年前」が表現できれば、あとは応用で、何年前でも、3か月前でも、ほぼコピペで作れるようになる。何事も、「0」を「1」にするまでが結構大変だったりする。
後書き
(かっこ書きである。後書きといいつつ、かっこ書きである。このかっこ書き、いつから始めたんだっけ。――てなことを、少しは気軽に調べやすくなった気がする。ただ、特定の月にしか飛べないしページ送りなどもできない。やっぱり、ワードプレスとか、独自構築してたほうが自由度は高いんだよな。ただ、じゃあそこまで必要か、というと、別にまぁいっか……的な。でも、ふと思いついて実装できる手軽さ、アイディアを実現できる幅ってのは広いほうが楽しいと思う。――早速、新たに実装したリンク機能をもとに調べた。なるほど、3年前(の6月)では見当たらない。2年前には存在しているようだ。ほほぅ。そして、5年前は記事がほとんどない。この時期は、……あーそうか……(独り合点))
今日の一言「実際に計算してみないと実感がわかない」「面倒だけどね」
ので、「利子率」とか言ったほうが正確だという。
「利回り」という言葉もある。「利子率」が約束(確定)された金利のことを言うのに対し、「利回り」とは、投資をしてみて結果として得られた金利のことを言うという。
――株式投資入門:第二章
で、単利計算とか、複利計算とか、まぁ計算式がたくさん出てくる。計算式がたくさんでてくると、「うわっ」と拒否反応が発生する場合もあるが、ただ、「計算式」ってのは、言語を簡略化しただけだとも思っている。
つまり、「記憶力」があれば、計算式もさほど難しくないのだ。例えば、単利計算の式として、2年間運用した場合を例として、
r ={ C + ( F - P )/ 2 } /100
といったのが出てくる。「うわっ」と思うのは正常な反応だ。
どんな頭の良い人でも、「C」とか、「F」とか「P」とかの定義が分かっていないと、この式が何を示しているか、さっぱり分からないのである。
本の中では、C:「クーポンレート」とか、F:「額面」とか、P:「市場価格」とか表現されているけれども、僕が理解できるレベルで表現してみる。
単利rは、「売った金額から元本を引いた額」(F-P)を年数で割ったものと、金利C(額)を足したものを%表示にして求めることができる、と。
言葉にしても分かりづらいな。ま、とにかく、こういうのは、あまり深く考えても仕方がない。ニュートン力学のF=maとかアインシュタインのE=mc(2)とか、何でそうなるのか考えても仕方がない。何せ自然がそうなっているのだから。
覚えたけど、この文字媒体で書くのは困難だ。そもそも、累乗を1行で表現するのって、どうしたらいいんだ?
言葉で表現してみよう。
複利rは、金利(額)を(1+r)で割った値と、金利(額)を(1+r)の2乗(年数)で割った値と、売った額(額面)を(1+r)の2乗(年数)で割った値の合計が、元本と等しくなる値のことである。
言葉にすると更にわっかんねーな!
というわけで、数式の方が分かりやすい、ってことも往々にしてあるのである。
まぁ、単利と複利の違い、なんて、検索すれば、「年々の運用の際に、利子が付いたあとの額にも利子率を乗じるのか」ということだと分かる。
とりあえず、その程度覚えておけば、「まぁ、そういうもんなんだな。複利って、年数が少なければ単利とあんまし変わらないけど、長い年数になるとすごい差になるんだな」程度のことは感じられるかもしれない。
でも、正直なんも面白くない知識である。
記憶可能性の知識になっても、運用ができなければ役に立たない。
そこでまず、自分の資産運用を思い出してみよう。
以前ブログにも書いたと思うが、積み立てタイプの保険も、昨年ぐらいから始めている。
で、その保険は、最低利率が3%と保証されているタイプである。
まぁ、保険って何? というのも整理して書いてもいいかもしれないが、取りあえず、100万円預けていたら、翌年には最低103万円にはなるって商品のことだとしよう。
そうしたとき、株式投資をやろうとしたときに、まぁ、最低限、3%よりは、割のいい利回りの方がいいなぁ、と思うだろう。何故なら3%の運用でよいなら、全額保険にしてしまってもいいわけだ。その方が、口座振替でお金が引き落とされるのを見送るだけで、特に何も考えなくてもいいし、楽だろう。
としたとき、じゃあ、3%って、どんぐらい頑張れば得られるんだろう、ということを、さっきの複利計算を使って考えていこう。
(こういった導入ならちょっと面白くはなるまいか? しかし、あくまで、さっき学んだことを整理しようとしているだけなので、曖昧だったり、そもそも間違っている可能性というものはご容赦願いたい)
で、先日、購入した株式のステータスは以下である。(細かい数字は省略)
・購入金額:319,000円
・配当(予測):6000円/年
んじゃこれを、2年間運用した場合に、株価上がって、売却金額が357,000円になったとしよう。では、
複利rは、金利(額)を(1+r)で割った値と、金利(額)を(1+r)の2乗(年数)で割った値と、売った額(額面)を(1+r)の2乗(年数)で割った値の合計が、元本と等しくなる値なので、319000=6000/(1+r) + 6000/{(1+r)}2乗 + 357000/{(1+r)}2乗……
とか面倒なことはしなくても、複利計算は、エクセルの関数の「IRR」を使うと求めることができる。
まぁ使い方は省略して、上のケースで計算してみると、
6.73%
となった。
おお、いい感じの利回りである。
しかし、2年で株価が40円プラスになるのは難しいかもしれない。
では、5年運用ではどうだろうか。
同じように計算式を当てはめてみると、
3.74%
となった。
試しに、10年運用の場合は、
2.77%
となった。
つまり、売却時の金額が「357000円」で固定であるならば、長期運用になるほど、いくら配当が毎年ついていたとしても、利回りは悪くなっていくのだ。
ゆえに、僕の師匠が仰っていた、「配当よりも持続的にその企業が成長するのかどうかをみるのが大切だ」というのは、なるほどこういった数字からも感じることができるのだ。
ということを思ったかもしれない。
でも、僕は逆にふと思った。
そういえば、この前調べた、銀行の金利って、普通預金で、0.001%だったじゃん、と。定期預金でも、0.01%であった。
昔、僕の親は、よく定期預金を使っていた、ような記憶がある。けれども、実際僕が働いてお金を稼ぐようになってから、特に定期預金に預けようとは一切思わなかった。だって、どっちに預けても大してお利息でないじゃん。ましてや、働き始めたころなんて、大した額ももっていない。
そう考えると、3%って、まぁまぁすごいものである。
では逆に、株価がいくらぐらいまで下がってしまったら、「あーくそ! こんなんだったら、普通に銀行に預けとくんだった!」と後悔するんだろう? と思った。
エクセルで、いろいろ金額いじってやってみたら、10年運用で、株価が「265,000」になってしまったら、複利が0%であった。
ただ、株価が「270,000円」まで下がったとしても(つまり、購入金額から50円ぐらいさがったら)、複利は0.17%であった。
0.17%である。
ということは、これでも、定期預金よりも断然利率がよいのである。
とはいえ、これも、銀行金利が低く、景気の状態が安定しているという現時点では、に過ぎない。
政治、経済、倫理、と、それらをひっくるめて「社会」という。
僕らが、社会で生きる以上は、その社会の仕組み(システム)について無関係ではいられない。
しかし、難しく考えずとも、ただ「生きる」ということであれば、その仕組みに順応することができれば、そこそこ生きることはできる。
仕組みから外れた人や物や集団や組織を、弾圧し排斥することで、仕組みを維持することはできる。
その中で、いろんな「正義」がぶつかりあって、諍いがおこって、時に殺し合いになったりする。
正しいってなんだ?
幸せってなんだ?
――僕は、一般普遍的なことを考えることを放棄する。
学問とは、一般普遍の真理を明らかにするものだ。それらは、エリートやプロフェッショナル(学者)に任せることにする。
僕は、俺としての、正しいことを探っている。それをたまたま、「生きる意味」という表現にしているに過ぎない。それを、哲学的に表現すれば「実存」となる。
道徳的にかけば、「正しく生きるためには」みたいなブログタイトルになるだろう。しかしその表現は些か、不愉快である。
実存を考えるなら、政治的なことも、もっと書いたほうがよいのでは、とアドバイスを頂いたこともある。確かに、それはそうだ、と思ったりもした。
ただ、政治の結果について言及することは大事だが、政治そのものへの言及は、やはり僕の考えるべき部分と外れるだろうと思う。
政治は確かに、変えることができるものだ。しかし、それを言えば、法律もまたしかり。僕は、政治も法律も、一個人としては、同じように、自然災害的に降りかかるものだと捉えている。確かに、選挙として一票の意思表示は可能であるが、じゃあ非常に個々具体的な日常に影響する事象……例えば、ゴミや騒音や環境問題に、その一票がどう影響するか、というと、実質影響は無い場合が多い。
だからといって、選挙が無意味であるということではない。ただ、あまりにも、「議案」が多すぎるのだ。大きな枠組みでしか政治も、法律も、対応ができないのである。憲法改正に賛成の人が、じゃあ、戦争肯定派なのかというとそうではないだろう。憲法改正に反対の人が、じゃあ、諸外国に侵略されたときに両手を挙げて降伏するかというと、そうではないだろう。やはり、身近な恋人や家族を守ろうと戦うのではなかろうか。例えが小学生レベルで恥ずかしいが、とにかく、政治も法律も……加えて経済も、個人(人が直感できるレベル)において、感じ取れたり判断できるレベルを、はるかに超えているのが、現代社会であるといえよう。
科学もまたしかり。飛行機が空を飛ぶのはもちろんだが、日常運転する車が走る仕組みだって、完全に理解できている人などいないだろう。いやそりゃあ、タイヤが地面に設置して回転することで移動するというのはそうだろうが、じゃあエンジンを作れる人がどれだけいるのか。自動車会社だって、その個々人でエンジンが作れるはずもなかろうし、そもそも会社一つであっても、下請けで部品をつくってくれる会社の総合で成り立っているのだろうし、いろいろ複雑に絡み合っているのだろう。
だから、「合理的」というのがずっと求められてきたのが、17世紀以後の科学革命によるパラダイムシフトだとして、果たして、今後も「人」に、「合理的」が求められ続けるものなのだろうか? と僕は思う。
効率化、というのもそう。
以前僕が書いた、「美人」と「ブス」どっちがいいの? という二分法的に考えれば、そりゃあ効率的な方がよかろう。性格の悪い美人と、性格がよいブスなら、そりゃあ考えることも必要だが、単純に比較が「美人」なら、美人の方が良い。
しかし、その「効率」だとか、「美人」だとかの、その「価値尺度」は、それこそ、「一般普遍」などありえないだろうと、同時に僕は思う。
ここから導ける答えとしては、「各々の価値尺度(価値観)を磨いていく必要がある」ということである。
記事の主旨から、いつものごとくだいぶ外れていっているから、そろそろ終わるけれども、どうも、こう「価値観」を突き詰めていくと、僕は「空」「無」という表現に近づいていく気がする。
これは、気分が高揚しているときは、「ばりばり全開、楽しんでいこうぜぇ!」って気分になるし、少し陰鬱の状態のときは、「生きていることそれ自体に意味はない」って気分になる。
ポジティブな気分でも、ネガティブな気分でも、どっちにしろ、その「空」って感覚が、普遍的に近しい気がするのである。
抑鬱か、というとそうでもなくて、「意味がないと考えることも意味がない」ともなっていき、無限に遡っていく思考状態である。
(俺は、この意識の沈潜に負けないスピードで、表現(アウトプット)をしないといけないと思う。その表現の方法は、文章か、音楽か、それとも絵か。しっくりくるのは、文章、というか、このブログのようにゼロ秒思考メモ的な奴である。しかしこれにも限界というか、苦手としている面がある。思考のループだ。ので、過去記事を読み返すというのは必須。その中で「面白い」と思ったものの、要素をインプットする。――俺は、答えを求めていない、ただ考えることのみを求めているのだろう、と指摘された。本能的に、「違う」と思ったが、しかし、それを明確に否定できる根拠が今はない。根拠はなくても、「感覚的に」思ったのなら、その方向で考えていく必要があるだろう。とにかく、今年ももう半年を切っている。どこまで整理できるのか、明確に目標を決めていかないと、またしても忙しさにつぶされてしまうだろう)
金利計算
金利、というと、「率」なのか、「額」なのか、両方含んだ言葉だそうだ。ので、「利子率」とか言ったほうが正確だという。
「利回り」という言葉もある。「利子率」が約束(確定)された金利のことを言うのに対し、「利回り」とは、投資をしてみて結果として得られた金利のことを言うという。
――株式投資入門:第二章
で、単利計算とか、複利計算とか、まぁ計算式がたくさん出てくる。計算式がたくさんでてくると、「うわっ」と拒否反応が発生する場合もあるが、ただ、「計算式」ってのは、言語を簡略化しただけだとも思っている。
つまり、「記憶力」があれば、計算式もさほど難しくないのだ。例えば、単利計算の式として、2年間運用した場合を例として、
r ={ C + ( F - P )/ 2 } /100
といったのが出てくる。「うわっ」と思うのは正常な反応だ。
どんな頭の良い人でも、「C」とか、「F」とか「P」とかの定義が分かっていないと、この式が何を示しているか、さっぱり分からないのである。
本の中では、C:「クーポンレート」とか、F:「額面」とか、P:「市場価格」とか表現されているけれども、僕が理解できるレベルで表現してみる。
単利rは、「売った金額から元本を引いた額」(F-P)を年数で割ったものと、金利C(額)を足したものを%表示にして求めることができる、と。
言葉にしても分かりづらいな。ま、とにかく、こういうのは、あまり深く考えても仕方がない。ニュートン力学のF=maとかアインシュタインのE=mc(2)とか、何でそうなるのか考えても仕方がない。何せ自然がそうなっているのだから。
複利計算
複利の計算式も、とりあえず覚えた。覚えたけど、この文字媒体で書くのは困難だ。そもそも、累乗を1行で表現するのって、どうしたらいいんだ?
言葉で表現してみよう。
複利rは、金利(額)を(1+r)で割った値と、金利(額)を(1+r)の2乗(年数)で割った値と、売った額(額面)を(1+r)の2乗(年数)で割った値の合計が、元本と等しくなる値のことである。
言葉にすると更にわっかんねーな!
というわけで、数式の方が分かりやすい、ってことも往々にしてあるのである。
まぁ、単利と複利の違い、なんて、検索すれば、「年々の運用の際に、利子が付いたあとの額にも利子率を乗じるのか」ということだと分かる。
とりあえず、その程度覚えておけば、「まぁ、そういうもんなんだな。複利って、年数が少なければ単利とあんまし変わらないけど、長い年数になるとすごい差になるんだな」程度のことは感じられるかもしれない。
でも、正直なんも面白くない知識である。
実際に計算してみよう
このままで授業が終わると、クソつまんねえってなる。記憶可能性の知識になっても、運用ができなければ役に立たない。
そこでまず、自分の資産運用を思い出してみよう。
以前ブログにも書いたと思うが、積み立てタイプの保険も、昨年ぐらいから始めている。
で、その保険は、最低利率が3%と保証されているタイプである。
まぁ、保険って何? というのも整理して書いてもいいかもしれないが、取りあえず、100万円預けていたら、翌年には最低103万円にはなるって商品のことだとしよう。
そうしたとき、株式投資をやろうとしたときに、まぁ、最低限、3%よりは、割のいい利回りの方がいいなぁ、と思うだろう。何故なら3%の運用でよいなら、全額保険にしてしまってもいいわけだ。その方が、口座振替でお金が引き落とされるのを見送るだけで、特に何も考えなくてもいいし、楽だろう。
としたとき、じゃあ、3%って、どんぐらい頑張れば得られるんだろう、ということを、さっきの複利計算を使って考えていこう。
(こういった導入ならちょっと面白くはなるまいか? しかし、あくまで、さっき学んだことを整理しようとしているだけなので、曖昧だったり、そもそも間違っている可能性というものはご容赦願いたい)
で、先日、購入した株式のステータスは以下である。(細かい数字は省略)
・購入金額:319,000円
・配当(予測):6000円/年
んじゃこれを、2年間運用した場合に、株価上がって、売却金額が357,000円になったとしよう。では、
複利rは、金利(額)を(1+r)で割った値と、金利(額)を(1+r)の2乗(年数)で割った値と、売った額(額面)を(1+r)の2乗(年数)で割った値の合計が、元本と等しくなる値なので、319000=6000/(1+r) + 6000/{(1+r)}2乗 + 357000/{(1+r)}2乗……
とか面倒なことはしなくても、複利計算は、エクセルの関数の「IRR」を使うと求めることができる。
まぁ使い方は省略して、上のケースで計算してみると、
6.73%
となった。
おお、いい感じの利回りである。
しかし、2年で株価が40円プラスになるのは難しいかもしれない。
では、5年運用ではどうだろうか。
同じように計算式を当てはめてみると、
3.74%
となった。
試しに、10年運用の場合は、
2.77%
となった。
つまり、売却時の金額が「357000円」で固定であるならば、長期運用になるほど、いくら配当が毎年ついていたとしても、利回りは悪くなっていくのだ。
ゆえに、僕の師匠が仰っていた、「配当よりも持続的にその企業が成長するのかどうかをみるのが大切だ」というのは、なるほどこういった数字からも感じることができるのだ。
預金との比較
なるほどねー、3%の運用するってのも、まぁまぁ大変なものなんだなぁ。ということを思ったかもしれない。
でも、僕は逆にふと思った。
そういえば、この前調べた、銀行の金利って、普通預金で、0.001%だったじゃん、と。定期預金でも、0.01%であった。
昔、僕の親は、よく定期預金を使っていた、ような記憶がある。けれども、実際僕が働いてお金を稼ぐようになってから、特に定期預金に預けようとは一切思わなかった。だって、どっちに預けても大してお利息でないじゃん。ましてや、働き始めたころなんて、大した額ももっていない。
そう考えると、3%って、まぁまぁすごいものである。
では逆に、株価がいくらぐらいまで下がってしまったら、「あーくそ! こんなんだったら、普通に銀行に預けとくんだった!」と後悔するんだろう? と思った。
エクセルで、いろいろ金額いじってやってみたら、10年運用で、株価が「265,000」になってしまったら、複利が0%であった。
ただ、株価が「270,000円」まで下がったとしても(つまり、購入金額から50円ぐらいさがったら)、複利は0.17%であった。
0.17%である。
ということは、これでも、定期預金よりも断然利率がよいのである。
まとめ
こう考えてみると、銀行預金がいかに資産運用として適していないか、株式投資が意外に悪くないかが分かるだろう。とはいえ、これも、銀行金利が低く、景気の状態が安定しているという現時点では、に過ぎない。
政治、経済、倫理、と、それらをひっくるめて「社会」という。
僕らが、社会で生きる以上は、その社会の仕組み(システム)について無関係ではいられない。
しかし、難しく考えずとも、ただ「生きる」ということであれば、その仕組みに順応することができれば、そこそこ生きることはできる。
仕組みから外れた人や物や集団や組織を、弾圧し排斥することで、仕組みを維持することはできる。
その中で、いろんな「正義」がぶつかりあって、諍いがおこって、時に殺し合いになったりする。
正しいってなんだ?
幸せってなんだ?
――僕は、一般普遍的なことを考えることを放棄する。
学問とは、一般普遍の真理を明らかにするものだ。それらは、エリートやプロフェッショナル(学者)に任せることにする。
僕は、俺としての、正しいことを探っている。それをたまたま、「生きる意味」という表現にしているに過ぎない。それを、哲学的に表現すれば「実存」となる。
道徳的にかけば、「正しく生きるためには」みたいなブログタイトルになるだろう。しかしその表現は些か、不愉快である。
実存を考えるなら、政治的なことも、もっと書いたほうがよいのでは、とアドバイスを頂いたこともある。確かに、それはそうだ、と思ったりもした。
ただ、政治の結果について言及することは大事だが、政治そのものへの言及は、やはり僕の考えるべき部分と外れるだろうと思う。
政治は確かに、変えることができるものだ。しかし、それを言えば、法律もまたしかり。僕は、政治も法律も、一個人としては、同じように、自然災害的に降りかかるものだと捉えている。確かに、選挙として一票の意思表示は可能であるが、じゃあ非常に個々具体的な日常に影響する事象……例えば、ゴミや騒音や環境問題に、その一票がどう影響するか、というと、実質影響は無い場合が多い。
だからといって、選挙が無意味であるということではない。ただ、あまりにも、「議案」が多すぎるのだ。大きな枠組みでしか政治も、法律も、対応ができないのである。憲法改正に賛成の人が、じゃあ、戦争肯定派なのかというとそうではないだろう。憲法改正に反対の人が、じゃあ、諸外国に侵略されたときに両手を挙げて降伏するかというと、そうではないだろう。やはり、身近な恋人や家族を守ろうと戦うのではなかろうか。例えが小学生レベルで恥ずかしいが、とにかく、政治も法律も……加えて経済も、個人(人が直感できるレベル)において、感じ取れたり判断できるレベルを、はるかに超えているのが、現代社会であるといえよう。
科学もまたしかり。飛行機が空を飛ぶのはもちろんだが、日常運転する車が走る仕組みだって、完全に理解できている人などいないだろう。いやそりゃあ、タイヤが地面に設置して回転することで移動するというのはそうだろうが、じゃあエンジンを作れる人がどれだけいるのか。自動車会社だって、その個々人でエンジンが作れるはずもなかろうし、そもそも会社一つであっても、下請けで部品をつくってくれる会社の総合で成り立っているのだろうし、いろいろ複雑に絡み合っているのだろう。
だから、「合理的」というのがずっと求められてきたのが、17世紀以後の科学革命によるパラダイムシフトだとして、果たして、今後も「人」に、「合理的」が求められ続けるものなのだろうか? と僕は思う。
効率化、というのもそう。
以前僕が書いた、「美人」と「ブス」どっちがいいの? という二分法的に考えれば、そりゃあ効率的な方がよかろう。性格の悪い美人と、性格がよいブスなら、そりゃあ考えることも必要だが、単純に比較が「美人」なら、美人の方が良い。
しかし、その「効率」だとか、「美人」だとかの、その「価値尺度」は、それこそ、「一般普遍」などありえないだろうと、同時に僕は思う。
ここから導ける答えとしては、「各々の価値尺度(価値観)を磨いていく必要がある」ということである。
記事の主旨から、いつものごとくだいぶ外れていっているから、そろそろ終わるけれども、どうも、こう「価値観」を突き詰めていくと、僕は「空」「無」という表現に近づいていく気がする。
これは、気分が高揚しているときは、「ばりばり全開、楽しんでいこうぜぇ!」って気分になるし、少し陰鬱の状態のときは、「生きていることそれ自体に意味はない」って気分になる。
ポジティブな気分でも、ネガティブな気分でも、どっちにしろ、その「空」って感覚が、普遍的に近しい気がするのである。
抑鬱か、というとそうでもなくて、「意味がないと考えることも意味がない」ともなっていき、無限に遡っていく思考状態である。
(俺は、この意識の沈潜に負けないスピードで、表現(アウトプット)をしないといけないと思う。その表現の方法は、文章か、音楽か、それとも絵か。しっくりくるのは、文章、というか、このブログのようにゼロ秒思考メモ的な奴である。しかしこれにも限界というか、苦手としている面がある。思考のループだ。ので、過去記事を読み返すというのは必須。その中で「面白い」と思ったものの、要素をインプットする。――俺は、答えを求めていない、ただ考えることのみを求めているのだろう、と指摘された。本能的に、「違う」と思ったが、しかし、それを明確に否定できる根拠が今はない。根拠はなくても、「感覚的に」思ったのなら、その方向で考えていく必要があるだろう。とにかく、今年ももう半年を切っている。どこまで整理できるのか、明確に目標を決めていかないと、またしても忙しさにつぶされてしまうだろう)
今日の一言「記憶の定着には繰り返し復習」「普段使わない知識は劣化する」
ところで、「中学生でも分かるレベル」というのは、中学生を馬鹿にしているわけではない。中学生とは、日本では、義務教育であり、日本国民で中学校を卒業していない人はいない。実際問題、その中学生レベルの技能・知識が、100%身についている人など稀であろう。僕も、中学校の教科書の内容を100%覚えて、理解できているかなど、大いに怪しい。
知識とは、「記憶可能性」と、「運用可能性」の二つに分けられる(完全に僕オリジナルの今思いついた表現である)。
記憶可能性とは、字面の通り、覚えることができるかどうか、である。
運用可能性とは、その覚えられた知識を運用(利用)できるかどうか、である。
例えば、微分積分というのを、高校生では習う。物理学への応用とか、高度なレベルではなく、あくまで高校生レベルとしたとき、僕は「記憶可能性」と「運用可能性」で、微分積分の知識はいかなる状態か。
まず、しばらく触れていないので、多分基本的な計算方法も忘れてしまっている気がする。ので、「運用可能性」は今は無い。ただ、一度ある程度の理解はできて、基本的な問題は解けるようになったことがあったので、「記憶可能性」は有る、といえる。
例えば、中学校の社会の知識として、三権分立というのがある。立法、行政、裁判所と、権力は分かれているというものだ。これは、現在記憶もしていて、この概念を使ってブログなんかも書いたりしているから、「運用可能性」も有る、といえる。
初めに書いた、「中学生レベルでも分かる」というのは、僕は、「運用可能性」を言っているのではなく、「記憶可能性」のレベルで言っている。つまり、中学校で勉強した知識が現状100%身についている必要などなく、中学校で学んだ内容を「記憶できる」人であれば、理解できるレベルの内容を書こう、ということである。
で、なかなか本題に入らなくて申し訳ないが、基本、誰でも、面白いと、分かりやすいというブログ・文章など書くとしたら、「中学生レベル」を目指すべきである。
特に僕は頭が良くないため、難しいことを言われても殆ど理解できない。記憶することは、努力すれば可能だが、それを運用にもっていくのは困難である。学校のテストで点は取れても、実生活やコミュニケーションに役立てられないとか、そういう奴。
でも、いくら頭の良い人でも、まったく知らない専門外の話を、一瞬で理解することなどできないのである。だから、話の導入ってのはとっても大事だ。逆に、導入を間違えると、そもそも読んでもらえないってことも多いわけだが。
まず、利益とは何か、ということ。一般用語でもあるので、ここではまず、経営とか会社とかの概念で用いるものであると定義する。
つまり、会社(企業)が活動して、生み出した価値(お金)のことである。
・企業は、利益を出す存在である
さて、ではその利益とは、どのように求められるのか。
企業は、物とサービスをつくりだす。それに「価格」を決めて、消費者(僕らや、他の会社)が購入する。そうして得られたお金(有形・無形問わず)は「売上」と表現される。
じゃあ、売り上げ=利益か、というと違う。なぜなら、物・サービスの価格には、「費用」がかかっているからだ。
費用とは何か。コストと言われたりする。何かつくるのに必要な物やお金のことだ。本当は、「時間」もコストなのだけど、会社のことを考えるとすれば、時間もお金に変換されているとして考えないこととする。
ので、利益とは、以下の式で表せる。
・利益=売上-費用
ここまでは良いだろう。
しかし、会社のことをもう少し分析するには、少し粗すぎる考え方である。
上に挙げた式は、「営業利益」と呼ばれる。いわゆる、本業であげたお金である。しかし、企業は、本業だけをやっているのではない。そこで新しい考え方が登場する。「経常利益」だ。
上のことを、「営業利益」と呼ぶと書いた。
・営業利益 = 売上 - 費用
しかし、本業以外の企業の活動もあると書いた。それを加味した考え方が、「経常利益」である。
・経常利益 = 営業利益 + 営業外利益(※) - 営業外費用
※一般に、営業外収益というらしいが、取り敢えず違いがよく分からなかったので利益に用語統一した
じゃあ、営業外利益・費用ってなんじゃいな、となる。まぁ調べるといろいろ出てくるが、トップダウン知識(抽象)として、「企業が行う投資活動によって得られるもの」としておく。あとは、借入しているお金の手数料とか何とか。
・純利益(税引前) = 経常利益 + 特別利益 - 特別費用
・純利益 = 経常利益 + 特別利益 - 特別費用 - 法人税
じゃあ、特別利益・費用ってなんじゃいな、となる。まぁ調べるといろいろ出てくるが、トップダウン知識(抽象)として、「一時的に発生したもの」としておく。土地を売ったとか。勘だけど、クレームがあって裁判になってしまって、その費用とかもこっちなのかも。まぁそれで賠償が必要になって、数年に分けて支払う必要が発生したとかなると、営業外費用(経常利益に含める)のかもしれないが。
「税引前」というのは、特に書かないけれども、なるほど、法人税とか、国におさめる税金は、経常利益には含まれていないのだなということは、覚えておいてよいかもしれない。
経常利益
純利益
と、三つの利益について、覚えていることをメモしたわけだけれど、じゃあそれをどう「運用」するかというのは、これからのことである。
まとめてみれば、それぞれの利益が、それぞれ重要だということが分かるだろう。
特に、投資という観点からすると、経常利益に着目するのも大事だろう。営業利益で、本業の順調具合をみることができるだろうが、その他の資産運用でうまくいっていないと(経常利益がマイナス)、結局本業の首を絞めることにもなるだろうからだ。
さて、これだけで終わると短すぎるので、「自己資本」についてもまとめてみよう。
企業の財産である。
総資産 = 純資産 + 負債
ということで、負債(借入金なども含む)点に注目。
で。うまく記憶できていないのだけれど、貸借対照表と、損益計算書の違いが、いまいち分かっていない。
これから書こうとしている、資産は、貸借対照表に記載されるほうだ。何回か調べて覚えたつもりになっていても、さぁまとめてみようとなると、こんがらがる。ので、ここは何も調べず、とりあえず分かっていることだけ整理してみよう。
純資産といっても、いろいろ種類があるのだ。
大きく、株主資本、自己資本というのがある。
自己資本に、「新株予約権」なるものを足すと、純資産になる。
……。
おお、全然分かっていない(かっこわらい)。
何が分かっていて、分かっていないかも分からない。
とにかく、最初に書いた「利益」の話が記載されるのが、損益計算書で、自己資本が記載されるのが貸借対照表である。
で、「自己資本」とは何か、ってのを理解していないと、次のステージの、「ROE」(自己資本収益率)の理解に進めないのである。
まぁもちろん、なんとなく、企業が保有している純資産(正確には、自己資本。純資産-新株予約権等)と比較して、どれだけ純利益を出しているか、というものだろうというのは分かっているが、しっかしとして理解にはつながっていない。
僕の師匠は、流動資産が多い企業で、さらにその流動資産の中で現金・預金(キャッシュ)が多い企業が良い企業と仰っていたような気がするが、このように、ファンダメンタル(企業の業績などを分析する基盤的な)投資をする上では、そもそも資産ってなんだよ、ということを分かっておく必要があるのである。簿記でもやったことがある人ならここら辺、一発なのだろうけど。何が貸方で借方かとか、暗記できれば簿記3級は受かると聞いたことがある。
完全に記憶の定着ができなければ、知識の運用ができないかといえば、そうではないが、その運用が間違っている可能性もあるだろうし、そもそも、途中で理解が追い付かなくなって、そもそも全体が曖昧になってしまうこともあるだろう。
しかし、基礎ばっかりやっていても、結局使えない知識になる可能性もある。
ので、前にも書いたけれども、トップダウン・ボトムアップの両方から攻めていくのが、新しい概念獲得の近道である。
例えば、PBRという指標がある。
これは、時価総額を純資産で割ると算出できる。……と書いてから不安になって調べたら、時価総額÷自己資本だった。あはは(笑いごとじゃない)。
例えば、僕がこの前買った企業の場合、
・時価総額:5800億円
・自己資本:4300億円
・PBR=5800÷4300=約1.3倍
となる。
とある銀行の場合、
・時価総額:51,000億円
・自己資本:85,000億円
・PBR=5800÷4300=約0.6倍
・PBR=51,000÷85,000=約0.6倍(※)
となる。
※コメントにてご指摘を頂き慌てて訂正。
自己資本ってのは、仮にその会社が倒産した場合、株主に返るお金である。
そうすると、前者の企業の場合、1500億円ぐらい損する可能性があるということだ。
たいてい、PBRは、1倍以上なのが普通だという。
一方、銀行の場合、0.6倍と、1倍を割っている。ということは、例え倒産しても、まぁ、投資した分ぐらいは戻ってくると考えられる(?)。
じゃあ、銀行のほうが投資先として優良なんじゃね? と思ったりもする。ただ、PBR1倍切るってことは、「市場価値が全然ありませんよ」ということらしい。
ふーん……。
なんか、分かったような、分からないような。
もっと、「なるほど! そういうことか!」という感動を味わいたいよね。それが勉強の醍醐味っていうか、楽しい部分だと思う。先日載せた本の第一章と、第二章の途中あたりは、うんうんなるほどねーと思いながら読めていたが、やっぱり難しいな!! これが、一切何も分かりませんお手上げです! というのなら逆に潔いが、分かるような分からないようなというのが、なんとも悔しい部分である。
(実践と勉強の繰り返しが大事。で、それにはモチベーションが大事。モチベを維持するには、目的・目標が大事。目的・目標を持つには、感性・欲求が大事。感性・欲求を持つには、……どうしたらいいの?)
中学生レベルとは
今日も今日とて、中学生でも分かるレベルを目指して、記憶の定着を図る。ところで、「中学生でも分かるレベル」というのは、中学生を馬鹿にしているわけではない。中学生とは、日本では、義務教育であり、日本国民で中学校を卒業していない人はいない。実際問題、その中学生レベルの技能・知識が、100%身についている人など稀であろう。僕も、中学校の教科書の内容を100%覚えて、理解できているかなど、大いに怪しい。
知識とは、「記憶可能性」と、「運用可能性」の二つに分けられる(完全に僕オリジナルの今思いついた表現である)。
記憶可能性とは、字面の通り、覚えることができるかどうか、である。
運用可能性とは、その覚えられた知識を運用(利用)できるかどうか、である。
例えば、微分積分というのを、高校生では習う。物理学への応用とか、高度なレベルではなく、あくまで高校生レベルとしたとき、僕は「記憶可能性」と「運用可能性」で、微分積分の知識はいかなる状態か。
まず、しばらく触れていないので、多分基本的な計算方法も忘れてしまっている気がする。ので、「運用可能性」は今は無い。ただ、一度ある程度の理解はできて、基本的な問題は解けるようになったことがあったので、「記憶可能性」は有る、といえる。
例えば、中学校の社会の知識として、三権分立というのがある。立法、行政、裁判所と、権力は分かれているというものだ。これは、現在記憶もしていて、この概念を使ってブログなんかも書いたりしているから、「運用可能性」も有る、といえる。
初めに書いた、「中学生レベルでも分かる」というのは、僕は、「運用可能性」を言っているのではなく、「記憶可能性」のレベルで言っている。つまり、中学校で勉強した知識が現状100%身についている必要などなく、中学校で学んだ内容を「記憶できる」人であれば、理解できるレベルの内容を書こう、ということである。
で、なかなか本題に入らなくて申し訳ないが、基本、誰でも、面白いと、分かりやすいというブログ・文章など書くとしたら、「中学生レベル」を目指すべきである。
特に僕は頭が良くないため、難しいことを言われても殆ど理解できない。記憶することは、努力すれば可能だが、それを運用にもっていくのは困難である。学校のテストで点は取れても、実生活やコミュニケーションに役立てられないとか、そういう奴。
でも、いくら頭の良い人でも、まったく知らない専門外の話を、一瞬で理解することなどできないのである。だから、話の導入ってのはとっても大事だ。逆に、導入を間違えると、そもそも読んでもらえないってことも多いわけだが。
利益の考え方
本題と関係ないことが長くなったが、タイトルの内容に入ろう。まず、利益とは何か、ということ。一般用語でもあるので、ここではまず、経営とか会社とかの概念で用いるものであると定義する。
つまり、会社(企業)が活動して、生み出した価値(お金)のことである。
・企業は、利益を出す存在である
さて、ではその利益とは、どのように求められるのか。
企業は、物とサービスをつくりだす。それに「価格」を決めて、消費者(僕らや、他の会社)が購入する。そうして得られたお金(有形・無形問わず)は「売上」と表現される。
じゃあ、売り上げ=利益か、というと違う。なぜなら、物・サービスの価格には、「費用」がかかっているからだ。
費用とは何か。コストと言われたりする。何かつくるのに必要な物やお金のことだ。本当は、「時間」もコストなのだけど、会社のことを考えるとすれば、時間もお金に変換されているとして考えないこととする。
ので、利益とは、以下の式で表せる。
・利益=売上-費用
ここまでは良いだろう。
しかし、会社のことをもう少し分析するには、少し粗すぎる考え方である。
上に挙げた式は、「営業利益」と呼ばれる。いわゆる、本業であげたお金である。しかし、企業は、本業だけをやっているのではない。そこで新しい考え方が登場する。「経常利益」だ。
経常利益とは
・利益=売上-費用上のことを、「営業利益」と呼ぶと書いた。
・営業利益 = 売上 - 費用
しかし、本業以外の企業の活動もあると書いた。それを加味した考え方が、「経常利益」である。
・経常利益 = 営業利益 + 営業外利益(※) - 営業外費用
※一般に、営業外収益というらしいが、取り敢えず違いがよく分からなかったので利益に用語統一した
じゃあ、営業外利益・費用ってなんじゃいな、となる。まぁ調べるといろいろ出てくるが、トップダウン知識(抽象)として、「企業が行う投資活動によって得られるもの」としておく。あとは、借入しているお金の手数料とか何とか。
純利益とは
上の、営業利益で終わっておいてくれれば、まぁそんなもんか、となるが、さらにプラスアルファで、「純利益」という考え方もある。これは以下の式になる。・純利益(税引前) = 経常利益 + 特別利益 - 特別費用
・純利益 = 経常利益 + 特別利益 - 特別費用 - 法人税
じゃあ、特別利益・費用ってなんじゃいな、となる。まぁ調べるといろいろ出てくるが、トップダウン知識(抽象)として、「一時的に発生したもの」としておく。土地を売ったとか。勘だけど、クレームがあって裁判になってしまって、その費用とかもこっちなのかも。まぁそれで賠償が必要になって、数年に分けて支払う必要が発生したとかなると、営業外費用(経常利益に含める)のかもしれないが。
「税引前」というのは、特に書かないけれども、なるほど、法人税とか、国におさめる税金は、経常利益には含まれていないのだなということは、覚えておいてよいかもしれない。
利益のまとめ
営業利益経常利益
純利益
と、三つの利益について、覚えていることをメモしたわけだけれど、じゃあそれをどう「運用」するかというのは、これからのことである。
まとめてみれば、それぞれの利益が、それぞれ重要だということが分かるだろう。
特に、投資という観点からすると、経常利益に着目するのも大事だろう。営業利益で、本業の順調具合をみることができるだろうが、その他の資産運用でうまくいっていないと(経常利益がマイナス)、結局本業の首を絞めることにもなるだろうからだ。
さて、これだけで終わると短すぎるので、「自己資本」についてもまとめてみよう。
総資産とは
資産とは何か。企業の財産である。
総資産 = 純資産 + 負債
ということで、負債(借入金なども含む)点に注目。
で。うまく記憶できていないのだけれど、貸借対照表と、損益計算書の違いが、いまいち分かっていない。
これから書こうとしている、資産は、貸借対照表に記載されるほうだ。何回か調べて覚えたつもりになっていても、さぁまとめてみようとなると、こんがらがる。ので、ここは何も調べず、とりあえず分かっていることだけ整理してみよう。
純資産といっても、いろいろ種類があるのだ。
大きく、株主資本、自己資本というのがある。
自己資本に、「新株予約権」なるものを足すと、純資産になる。
……。
おお、全然分かっていない(かっこわらい)。
何が分かっていて、分かっていないかも分からない。
とにかく、最初に書いた「利益」の話が記載されるのが、損益計算書で、自己資本が記載されるのが貸借対照表である。
で、「自己資本」とは何か、ってのを理解していないと、次のステージの、「ROE」(自己資本収益率)の理解に進めないのである。
まぁもちろん、なんとなく、企業が保有している純資産(正確には、自己資本。純資産-新株予約権等)と比較して、どれだけ純利益を出しているか、というものだろうというのは分かっているが、しっかしとして理解にはつながっていない。
僕の師匠は、流動資産が多い企業で、さらにその流動資産の中で現金・預金(キャッシュ)が多い企業が良い企業と仰っていたような気がするが、このように、ファンダメンタル(企業の業績などを分析する基盤的な)投資をする上では、そもそも資産ってなんだよ、ということを分かっておく必要があるのである。簿記でもやったことがある人ならここら辺、一発なのだろうけど。何が貸方で借方かとか、暗記できれば簿記3級は受かると聞いたことがある。
まとめ
記憶の定着は、地道な繰り返し・反復練習が必要である。完全に記憶の定着ができなければ、知識の運用ができないかといえば、そうではないが、その運用が間違っている可能性もあるだろうし、そもそも、途中で理解が追い付かなくなって、そもそも全体が曖昧になってしまうこともあるだろう。
しかし、基礎ばっかりやっていても、結局使えない知識になる可能性もある。
ので、前にも書いたけれども、トップダウン・ボトムアップの両方から攻めていくのが、新しい概念獲得の近道である。
例えば、PBRという指標がある。
これは、時価総額を純資産で割ると算出できる。……と書いてから不安になって調べたら、時価総額÷自己資本だった。あはは(笑いごとじゃない)。
例えば、僕がこの前買った企業の場合、
・時価総額:5800億円
・自己資本:4300億円
・PBR=5800÷4300=約1.3倍
となる。
とある銀行の場合、
・時価総額:51,000億円
・自己資本:85,000億円
・PBR=5800÷4300=約0.6倍
・PBR=51,000÷85,000=約0.6倍(※)
となる。
※コメントにてご指摘を頂き慌てて訂正。
自己資本ってのは、仮にその会社が倒産した場合、株主に返るお金である。
そうすると、前者の企業の場合、1500億円ぐらい損する可能性があるということだ。
たいてい、PBRは、1倍以上なのが普通だという。
一方、銀行の場合、0.6倍と、1倍を割っている。ということは、例え倒産しても、まぁ、投資した分ぐらいは戻ってくると考えられる(?)。
じゃあ、銀行のほうが投資先として優良なんじゃね? と思ったりもする。ただ、PBR1倍切るってことは、「市場価値が全然ありませんよ」ということらしい。
ふーん……。
なんか、分かったような、分からないような。
もっと、「なるほど! そういうことか!」という感動を味わいたいよね。それが勉強の醍醐味っていうか、楽しい部分だと思う。先日載せた本の第一章と、第二章の途中あたりは、うんうんなるほどねーと思いながら読めていたが、やっぱり難しいな!! これが、一切何も分かりませんお手上げです! というのなら逆に潔いが、分かるような分からないようなというのが、なんとも悔しい部分である。
(実践と勉強の繰り返しが大事。で、それにはモチベーションが大事。モチベを維持するには、目的・目標が大事。目的・目標を持つには、感性・欲求が大事。感性・欲求を持つには、……どうしたらいいの?)