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何を信じればいいのか
2024/11/17 21:24 | Comments(0) | 思考及び書くこと
今日の一言「ネットもテレビも怖いな」

まえがき

 一般論って何なのか。
 2ch系の記事って、もう2chとは言わないんだろうか? 5ch?
 よく分からないが、ネットの意見ってテレビとはズレてると、前々から言われていたけど、実際何が正しいのか。

 というよりも、「正しい」ということは、自然科学ぐらいしかないのではとも思う。
 世論に正しいも何もなく、ただそこに存在するだけ。学校生活における「空気」みたいなもんだろう。

アメリカ大統領とか兵庫県知事とか

 現代で戦争を起こした大国についても驚いたが、アメリカ大統領選で某氏がかったこととか、兵庫県知事がかったこととか、すごく驚いた。

 共通する点は、どちらも不祥事を起こして、正式な手続き(選挙など)で退陣して、また選びなおされたということである。

 民衆……何考えてたの……??

 まぁ、兵庫県知事の場合は、直接選挙で不信任になったわけではないから、事情が違うわけだが、民衆の味方代議士(議員)が決めた内容が覆ったということである。

 民意とは……?



自分にはあまり関係ないからよいが

 上の事例は、すぐさま、直接的に自分にとって問題が降りかかってくるわけではないから、まぁ「驚いたなぁ」ぐらいで済むんだけど、実際、自分も関係するような政策とか決めないといけない、判断しないといけない、といったときに、どうやって情報収集したらいいんだろうか。

 その点が分からなくなってすごく怖いなと思った。

 例えば、死刑制度とか、憲法改正とか、この前とりあげたLGBTQの問題とか。

 色々あるわけだが、そのどれもが、なんか「正義」とは程遠い部分で議論されている気がする。

 なんというか、僕は、いわゆる「正義」があればそれでいいと思っている。
 重視するポイントは、「公平」性である。

 公平というと、なんでも平等にすべきとか、そういう考え方の人もいるが、そもそも、人間は生まれながらにして「平等」である。機会の均等性はあるべきだ。だが、そもそもイケメンとブサメンで、どちらも整形して「フツメン」になるべきとか、そんなSFは嫌だろう。

 もう一つ大事と思ってるポイントは、「平和」である。世界平和。みんな仲良くした方がよいと思ってる、本気で。

 うだうだ言ってないで、早く憲法改正しないと他国から攻められて属国にされてしまうのかもしれない。それを防ぐためにスパイが暗躍して憲法改正の動きを止めようとしているのかもしれない。でも正直分からない。憲法改正することと、防衛力高めることとに関連性があるのか? 上にあげた話題はどれも、自分が本気で大事に思ってることではないので、無知をさらけ出してしまうが、正直、このレベルの思考しかしてない人は日本社会にいっぱいいると思う。というか、自分なんかより偉い人や、頭の良い人たちすごくじっくり考えてても、意見に相違があるということは、所詮は「絶対に正しい」ということはどっちを取ったとしてもないのだろう。


 しかしそれよりも大事なことがある。
 自分自身だ。
 いくら世界平和のためだからといって、今すぐ死ねと言われたら抵抗したい。
 仮に、自分が死ぬことが本当に漫画の世界みたいに、自分は症状が悪化しないウイルスで、人に感染したら致死するというのに感染したからといって、自分が死ぬことで世界平和になるとしたって、「いやだ死にたくない!」と言いたい。
 まぁでもそんな状況になったら、殺されるんだろうなぁ哀しいことに。

 10代のころは、早く死にたいというか、死んでもかまわないと思っていた気がするが、それでも、陰謀とか巻き込まれて、無実の罪を着せられて死ぬのは嫌だと思ってた。そういうのは嫌だよね。憎たらしい奴と刺し違えてやるとかは思ってた気がする。

 今は、もはや、その憎たらしい奴の顔はいまでも思い浮かぶものの、殺すほどの気概もなくなった。どうでもいい……。

 だから、「殺人を犯す」ほど人を憎いというのが、いじめられたりとか、ひどい環境にあれば分からなくもないものの、人を殺すというのは、中々ハードルが高いものだと思っていた。

 しかし、最近闇バイトとかいう事件なども見ていると、「あれぇ……人の命、軽いの?」という気持ちにもなる。
 同じ人間と思えないんだが、まぁでも、匿名系のネット記事のコメントとか読んでると、「あー、こんな人間もいるんだな。怖いな人間」って思ってたから、まぁでもそうなんだろうな。いろんな人間がいる。できるだけ人と関わりたくないな。

真実を知ったところで

 問題は、仮に真実を知ったところで、行動できることとしては、なんかそういう「デモ」に参加するか、結局、選挙にいって一票を投じるぐらいしかないのである。

 いくら「真実」があったとしても、その真実が真実であることを確かめるすべがないのだ。

 どう判断するか、考えるかは、個々人で決めなければいけない。

 嘘を嘘と見抜ける人じゃないと生きていけない、とかいうけども、ただ、それって無理じゃないかという気がしてくる。情報がたくさんあったからといって、正しい決断ができるわけじゃないのだ。

 とりあえず、正しいこととは何か。

 お金を銀行に100万円預けるとしよう。
 そのお金は、10年後でも、同じ、100万円として引き出すことができる、ということだ。
 しかし、10年後は、ジュースが1本200円だったのが、1万円になってるかもしれない。
 100万円の価値は、50分の1になってしまったということだ。

 はたして、100万円を10年後のために、銀行に預けたことが正しかったのだろうか?

 100万円使って、1か月ぐらい、高級料理を食べ歩いて豪遊した方がよかったのではないか?

 いや、10年後の100万円があったから、のどか湧いたときに、ジュースを飲むことができた。よかった、幸せだ、と思うかもしれない。


 ぜんぜん、未来が分からない。

結婚のメリット

 めちゃくちゃ、不透明な時代である。VUCAとか言われたりする。
 そういうとき、人生を共に生きていく伴侶がいると、確かに精神面が安定するかもしれない。

 するかもしれないし、しないかもしれない(かっこ笑い)。

 これも全く分からないことである。男はすぐ死ぬから、結婚した方がよい、と聞く言説がある。
 うわぁ、やばい、どうしよう……と、20年ぐらい前なら思ったかもしれない。
 いまは、なんか、全部の言説に「なるほど、そういう場合もあるかもしれませんね」としか思わない。

 全部が嘘、とは思わない。ただ、「絶対にそうなる」ということはこの世にもはや存在しないということが、逆説的に「絶対だ」。
 絶対ということがないということがないなんてことは絶対にないのである。意味不明であるが、「絶対ということがないなんて絶対にない」という二重否定。「絶対ない」なら、絶対があることになるからである。

 そういう意味で、自分で選ぶしかない。

 ちなみに、結婚も良いことがあると思うが、先日下のWEB漫画読んでて、結婚したくないなと思った。(笑)

https://chinakichi.nbblog.jp/

タイトルに戻ると

 何を信じればよいのか。

 信じるんじゃなくて、決めるしかない。

 決めるときに、100%正しく決めることはできない。

 最大の情報を集めて、最大に考えて判断するしかない。

 その最大というのは、物理的な最大という意味ではなくて、自分がその時に取りうる最大という意味である。
 もっと時間をかけたら、もっと他の方法なら取りえた「ベター」があったとしても、その時に知りえなかったのであれば仕方がない、と考えるべきである。

 でも、じゃあその「ベター」かどうかの判断はどこでするのか。

「納得」

 でしかない。自分が、「ああ、あのときはそこまでで精一杯だったな」と思えたらそれでよしとすべきだ。
 後悔したところで仕方がない。

 でもそうやっていったら、どんどん自分に都合よくならないか? 自分に甘くなる一方ではないか? 独善的にならないか?

 なるだろう。

 だから、そうならない努力を最大にすべきである。

あとがき

(かっこ書きである。生きることはかくのごとき難しい。ただ、「後悔」がないようにすべきだと思って生きてきた。そしてそれは間違いではなかったと経験上は思う。後悔した方がよかったなぁと後悔したことはない(かっこ笑い)。歴史の勉強は好きだった。歴史を学ぶほどに、「現代ってましだな」って思ってた。当時の人たちって、ほんと地獄のような人生ばかり送ってたんだろうな、って思ってた。しかし、実際どうなんだろう。今この現代が、未来で振り返った時に、未来人は、「当時の人間たちは、よくそんな社会で生きてたんだなぁ」としみじみするんだろうか。まぁそうあって欲しいなとほんと思うよ。未来人たちが、2000年代はほんと素晴らしい時代だったんだなと涙するような未来は哀しいと思う。けど、そういう1000年単位程度の話ならそうだが、10億年で地球は生命が住めない世界になるという。50億年もすると、太陽にのみこまれそうになるということだが、その前に10億年ぐらいで、そもそも灼熱の星になるということだ。1000年後ぐらいはまだ、人類が生きてるかもしれない。1万年後は謎だ。ホモ・サピエンスが生まれたのが1万年前ぐらいだったっけ。もっと前だった気もするが。数万年経って、人類の今が、最高潮の時で、あとは零落していくだけなのかもしれない。社会について考えれば考えるほど明るい話題がないなぁと思うこの頃である)

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