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フロイトとアドラーの勉強
2017/01/24 19:00 | Comments(2) | 学習勉強インプット
今日の一言「専門書は基礎知識がないと辛い」「もっと嚙み砕いた本もあったのに見栄をはるから……」

「人間とは何か」を読み進める

 ヴィクトール・エミール・フランクル氏の、「人間とは何か」を読み進める。はじめに、が終わって第一章に少し入ったところ。難しいぞ! 頭に入ってこない。こういうときは、音読である。そして、電車の中で聞く。繰り返し聞く。そのうち、何が分からなくて、何が分かりづらいのかが分かってくる。そうしたらようやく、分からないことの解決につとめることができる。

 サピエンス全史を読んでいたときは、それほどつっかかるところがなかった。ある意味、スラスラ読めた。もちろん初めて知ることも多かったし、面白かったのだけれども、論理的に、何が書かれているのかが分かりやすかった。この「人間とは何か」は、まずは、既存の精神療法、心理学において、どこまでがカバーしていて、どこからが不足しているのか、という確認作業から入っている。

 ――巨人の肩の上に立つ小人は、巨人よりも遥かに遠くを見渡せるのである。


 ここで言われる「巨人」とは、フロイトさんと、アドラーさんである。

基礎知識の確認

 取りあえず、フロイトについて知っていることを、何もみずに書く。ヨーロッパ(確かドイツ)の精神科医。エス・エゴ・スーパーエゴということで、動物的な衝動=エスと、親からの規律規範といったスーパーエゴとがあり、自我は、その両者を調整しているのだ。エディプスコンプレックスとか、性の欲望を明らかにした。男は父親を殺して母親と寝たい欲望をもっている、とか。

 アドラーさんについては、……うーん、フロイトと最初は一緒に研究していたけど、後に離反した、くらいしか知らない。

 ちょっと調べてみる。……。

アドラー自身は自分の心理学について、個人心理学individual psychology)と呼んでいた。それは、個人(individual)が、in(=not) + L.dividuus(=devisible 分けられる) + al(の性質)=分割できない存在である、と彼が考えていたことによる。日本では、アドラー心理学(Adlerian psychology)の呼称が一般的である。


アドラーが自分の心理学について個人心理学と呼んだように、アドラー心理学では、個人をそれ以上分割できない存在であると考えることから、人間の生を、個人という全体が個人の必要な機能等を使って目的に向かって行動している、というふうに考えている。より具体的には、人間は相対的にマイナスの状態(劣等感を覚える位置)から、相対的にプラスの状態(優越感を覚える位置)を目指して行動している、と考えている。


WIKIより

 この、「個人心理学」というキーワードは、フランクルさんの本にもたびたび登場する。覚えておいた方がよいだろう。ああ、「アドラー心理学」というのは何か聞いたことがある。内容は全然分からなかったが、なるほど、「個人」という単位を、絶対視しているということか。

 確かにこれだと、フロイトさんとは合わなそうだ。
 ふむふむ、ざざっと調べて読んで見ると、アドラーさんは、「共同体感覚」という、全体としてより良い方向へ向けていく、他者のためになるような感覚を醸成していくことを目指していたということだ。楽観的で、目的論的だな。

 この、目的論的なところは、ヘーゲルさん(テーゼ・アンチテーゼ・ジンテーゼぇぇ!!)っぽいな。キルケゴールさんが、「うっせー、世界的な目的なんて知るか! ばーかばーか!」といったの情景が思い浮かぶなぁ。

しばらく学習記事が続くのか

 ふむ、しかし、これ(フランクルさんの本を読み進めること=もっといえば、それを理解して自分の思考に取り入れること)、真面目に取り組んでいくと、相当大変だな。目標やチェックポイントを決めていかないと、かなりの確率で挫折するだろう。

 この、新しいことをする、というのは、最初が肝心である。
 筋トレ、音読、ストレッチは、もう大体毎日のルーチンというか、儀式というか、やるのが当たり前レベルになっているが、初めの頃は結構大変だった。

ルーチンの危機
ルーチンの危機2

 ↑のように、相当意識を、そのやることに向けていかなければいけなかった。一日でもルールを破ったならば、もうなし崩しに崩壊していただろうとも思う。

 取りあえず、大きな目標を定める。2月中までに、最後まで読み進める。(黙読で可)
 あとがきを除くと、456ページある。これを、2月末まで、とすれば、週単位で考えたとき、残り5週間である。(多分、土日がほぼその充てられる時間になる)

 456÷5≒91

 おぉ……一週間に90ページか。これは結構厳しいペースだな。(簡単な本なら余裕だろうが……)

 そして、読み終えた後に、3月には、概括をする。つまり、ポイントになるキーワードやセンテンスをまとめ、それをインプットする。
 その時点で、この本から、「生きる意味」を見つけられるのか、そのための「手段」が見つけられるのか、それとも「資するものはない」のか、分かるだろう。
 もし価値があれば、6月までに、再度読み直し、インプットを確実なものとする。6月の理由としては、2017年を前半、後半として分けたとき、後半は、「実践」に力をいれたいところ。仕事が更に慢性的に忙しくなることが見込まれるため、あまり考える時間も取れないだろう。それについての対策も、6月ぐらいまでには立てておかないといけないなぁ……。

やることは結構ある

 2017年12月には、2018年の目標もたてなければいけないし、忙しい。
 仕事、家庭、勉強、自己、趣味、創作……。

8つの人生の輪という考え方がある。

1.仕事・キャリア 2.健康 3.自己啓発・学び 4.恋人・家族 5.友人 6.物理環境・時間 7.富 8.趣味

これらが、全体的に高まっていくことが、人生にとって重要なのだ、というわけだ。
2016年5月27日の記事


 うん。これも、忘れていた。8つあるんだったね。4番、7番あたりが微妙だなぁ。これに対しての意識は、もう少し高めないといけないかな。





 ――うーん。何か、毎回記事の「オチ」をつけようとして、最近、ずだだだーっと書いてから、最後でウンウン唸っている気がする。別にオチなんてつけなくていいじゃないか、ということにすればいいんだけど、それだと芸がないし、未来の自分に怒られそうだ。

 どうしよう、いい方法はないものか。あ、これもある方の真似をして、ルーチン化してみようか。最後に一言、みたいに。

(その一言が浮かばずに頭を抱える)

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コメント

2つの方法があると思っています。
同時にやってもいいけど、難しいかも。

1.すべての事を実現するために生産性をあげる

2.自分にとってやると成果がもっとも大きい1つの事に集中し実行する

あと、意外なことにやることを書き出してみると実はすることが余りなかった何てこともあります(自分)。
posted by QUWEat 2017/01/25 00:47 [ コメントを修正する ]
Quwe さんコメントありがとうございます!
紙に書き出すのは結構有効ですよね。実はそれほど多くないってことはありますね。それが沢山あると思ってしまうのは、それらの解決に至るまでのプロセス業務量見積もりができていないことかもしれませんね。
posted by 遠藤at 2017/01/25 12:26 [ コメントを修正する ]

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