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休みがあるから頑張れる
2016/12/03 19:00 | Comments(2) | 創作について
いよっしゃぁぁぁ! 戻ってきたぞぉ! 俺は、帰って、きたんだ!

物語に向かってひた進む

 今日(金曜日)は、早く帰ることができた(21時)。素晴らしい、そして、土日は、(対人的な)予定が無い。
 予定通りだ。一週間ぐらい前から、この日を待っていた。体調も悪くない。いいぞ、いい感じだ!

 こういった感覚が、本来、仕事であるべきだとも、ちょっとは思う。
 サイト開発するのだって、それは立派な仕事として成り立ってるものだ。WEBデザイナーとかクリエイターとか。
 しかし、まぁ、仕事になると、面倒くさい地味なコーディングだったり、ガチガチに固められた仕様のとおりデザインしたりと、何かと大変だろう。

 と、考えると、最初から最後まで、自由に、好き勝手、好きな時間で、好きなだけ時間をかけて何かを創るというのは、本当はとても楽しいことなのだろうと思う。

 狩猟採集民は、確かに、野生のライオンに襲われて、またはふとした怪我や病気によって、簡単に命を落とすことも多かったろう。
 しかし、危険が伴う狩りは数日おきでよく、毎日の採集活動は、3時間程度で済んだ可能性があるということだ。
 そう考えると、朝6時に起きて、帰りつくと23時過ぎという、17時間ぐらい生きるために時間を使うというのは、はてさて、どちらが幸せなのか。

 いやもちろん、命の危険というリスクと比較などしようがないし、狩猟採集民において、プライベートなんてものはないし、付き合う人もネットなんて無いから限られていて、生涯で新たに知る人も百人程度であった可能性があるということだ。

(前出のサピエンス全史)


 未だ、農業革命前夜だけれども、まだ、ここまでで、「ああ、狩猟採集民時代のほうがよかったねぇ」とは実感としてはならない。ただ、狩猟採集民への印象というか、雰囲気というか、生活というのが少しだけイメージできるようになり、面白い。
 漁村、って、農業革命前に、既に「定住」がなされていた先駆的な集まりだっていう表現も面白い。
 今までの知識だと、「農業するようになったことで、人類は定住するようになった」的なインプットだった。
 狩猟採集民が、よほど、自らの周りの道具や、環境、土地、風土、など、生活の知恵に長けていて、確かに、現代人は、知識の高度さでいったら、ヒッグス粒子とか明らかにしてしまうぐらいすごいわけだけど、一人一人の能力は然程ではなかった、というのは、これまでの実感を強く補強してくれてたし、うん、2000円ぐらいの価値はあると思う(また上から目線、というよりも、そもそもまだ上巻であって、下巻もあるのだ!)。

サイト開発

 さて。ルーチンを終えたら、寝るまで一気に突っ走る。
 しかし、睡眠時間は削ってはならない。朝の活動可用性が著しく下がる。

 しかし、この、早く帰れて、好きなことに時間が使えるというこの久しぶりの高揚感に、果たして、眠れるだろうか……。

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コメント

狩猟採集民族はしばらくの間、農耕ができると知りながらそれをしなったらしいですね。農耕をするメリットが低かったというのが大きかったようで、結局狩猟採集で得られる食料>>農耕で得られる食料というのが長いこと続いていたんです。どの段階でこの式が崩れたかはよくわからないですが、狩猟採集というのは案外豊かだったようです。
実際問題、人間は肉食ではなく雑食で木の実など植物性の食べ物を結構食べれるので(火も使えるし)、豊かな自然を破壊して農耕するより、豊かな自然から恵みを得る生き方を選んでいたのかもね。

仕事が嫌だって言うよりも、「プログラミングとか物作りとか楽しいけど、朝から深夜まで働くことを強制されるのは嫌だ」って言う方が的確ですよね。いやーめっちゃ分かります。

上司が「その仕事を終えられなかったんだから自己責任だからやれ」っていうのって的を得ているようで見当違いだなぁって感じる。この発言はマネージャーとしての仕事を放棄しているからね。
そもそも残業しないと終わらない量の仕事を「適量」として部下に与えておきながら「トラブル」「部下のミス」を上司自身のリスク管理能力の問題ではなく部下の能力不足というあたりがマジでありえない。そしてそれがまかり通っている社会から出ていきたいっすわ。出きることなら。
posted by QUWEat 2016/12/03 21:32 [ コメントを修正する ]
>狩猟採集民族はしばらくの間、農耕ができると知りながらそれをしなったらしいですね。

 意図的な選択だったのですね。狩猟採集⇒(進化!)⇒農耕牧畜、という発展図式を長らく信じていた(というよりあまり考えていなかった)のですが、私たちの生活、生きる意味など考える上でも結構重要な気がしております。

>豊かな自然を破壊して農耕するより、豊かな自然から恵みを得る生き方を選んでいたのかもね。

 あー、なんだか、素敵な表現ですね。自然、かぁ、……こう言葉で表現するととても良いのですが、自分、虫がやっぱり気持ち悪いので、手放しで狩猟採集万歳! とは思えないのが哀しいところ(笑)。


>仕事が嫌だって言うよりも、「プログラミングとか物作りとか楽しいけど、朝から深夜まで働くことを強制されるのは嫌だ」って言う方が的確ですよね。いやーめっちゃ分かります。

 そうですそうです! 物、だけでなくても、資料つくったり説明したりするのは割かし好きなんですけどね、まーいろいろ、人間関係的な問題は盛りだくさんですわなぁ。

>上司が「その仕事を終えられなかったんだから自己責任だからやれ」っていうのって的を得ているようで見当違いだなぁって感じる。この発言はマネージャーとしての仕事を放棄しているからね。
そもそも残業しないと終わらない量の仕事を「適量」として部下に与えておきながら「トラブル」「部下のミス」を上司自身のリスク管理能力の問題ではなく部下の能力不足というあたりがマジでありえない。

 いやー、全くその通りと思います。思わず全文引用してしまいました。
 と、同時に、逆に、それが故に、出世したいとか、管理職になりたいとか、そういう気持ちが起こらない原因でもあると思います。
 となると、そもそも、その会社、組織がおかしいのであり、会社組織がおかしいということは、業界、国がおかしいのであり、そして引いては、世界がオカシイ、と最近思っています。飛躍しすぎですね~。攻殻の少佐に、「周りが嫌なら自分を変えろ。それもできないなら、死ね!」と言われそうです。
posted by 遠藤at 2016/12/05 00:49 [ コメントを修正する ]

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