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氷は冷たいから痛いんだ
2020/05/10 05:02 | Comments(2) | イライラ対処
今日の一言「コーヒーの話」

まえがき

 午前3時……これは、朝なのか、夜なのか分からないが、取り敢えず、起きている人は少ない時間だろう。
 この時間に、「頭を白紙にしたい時のBGM」をかけながら、ブログを書くということほど、人生の幸せな時はないのかもしれない(大層大仰な表現)。

 僕はコーヒーが好きだ。これはまぁ、前から書いているし、多くの人がそうだろうし、特に身バレするようなこともなければ、珍しいことでもないだろう。
 でまぁ、家でもドリップ――といってもコーヒーメーカーで作るのであるが、アイスコーヒーの作り方について、その機械の説明書に書いてあって知ったのだが、先にポッドに氷をいっぱいにして、通常の方法でドリップするのである。

 へー。っと思ってやってみたら、確かに、上手に作れる。旨い。

 そろそろ、アイスコーヒーの時期になってきた。
 ということで、氷をいっぱいにして、作るのであるが、その氷も少しこだわって、スーパーなどで売っているロック氷を買ってくる。

 でその、ロック氷なんだが、冷たいんだ。

アイスコーヒーの氷の話

 なんかその、コメントを頂いた、そちらに返信せねばと嬉しくなる。
 もともと、何か書こうと思っていた気がするが、思い出せないから、とりあえず、この記事はもうコーヒーの話で終始しようかと思う。

 コーヒーの話ですらないんだ、氷なんだ。

 いやあの、ロック氷を、スーパーで買ってくるわけ。
 ロック氷って、何かというと、まぁ割と大きめの氷なわけですよ。ごつごつとしたやつ。
 なんでわざわざ氷を買うかというと、大きめの氷の方が、アイスコーヒーが美味しくできるから(理由は、温度というか、大きい氷の方が溶けにくいから、コーヒーが薄まらないだろうと思われるから)。

 スーパーから帰るのに時間があるわけ。
 そうすると溶けるの、わずかながらに(大きい氷の方が溶けにくいと書いたことと矛盾するようだが、まぁ、わずかながら、という意味)。

 そうすると、氷同士がくっつくわけ


 くっついた氷を、引きはがしながら、コーヒーポッドに入れていくわけ。

 これが、冷たいんだよ、手が。

手が冷たいという話

 ここまで書いて、カテゴリを、「イライラ対処」にした。
 いや、まぁ、その、そんなにイライラしていないんだけど、「思考」カテゴリとは程遠い内容だと自負したのである。

 いやでも、手が冷たいのは本当である。本当に「痛い」。

 であれば、もう冷凍庫で作れる小さい氷でいいんじゃないか、ということにもなるが、まぁそもそも冷凍庫で氷を作るのが若干面倒というのもある。


 それで、何故「痛い」のかと思いを巡らせた。

 それは、温度変化である。

 体温は、37.5℃を以上だと通常平熱ではないというらしいが、それと、0℃の氷とでは、温度が大きく異なる。

 熱は、中間を目指す。高い温度は低い温度に。低い温度は高い温度に。

 というわけで、僕の「痛い」手は、氷のほうに熱を奪われてしまうのだ。

 だから痛いのだ。
 だが、そこからもう一歩考えたい。

 温度が奪われるのは何故痛いのか。
 それは、僕らの細胞が壊れるからだ。

 分子活動。細胞の活動。
 それには適切な温度がある。0℃は、到底細胞が活動できない温度。

 急速に活動ができない温度に変化していくことによって、人間の痛みセンサーが「危険」判定し、脳に「痛い」という状況を伝達するのだ。

あとがき

(かっこ書きである。くっついたロック氷を上手く剥がす方法はないものだろうか、という記事であった。割とよくまとまった記事だと思う。言いたいことは分かりやすいだろう――それが面白いかは別として。固い部分に袋のまま叩きつければいいのでは? と思うだろう。実際それもやってはいるのだが、割と固く引っ付いてしまっていると、がんがん叩きつけても中々剥がれてくれないのである。朝4時にがんがんするのもどうかと思うし(近所迷惑)。精巧なアンドロイドを作ったとして、冷たいことに対しての痛みというのをインプットする必要はないだろう。0℃という温度でも活動できるとしたら、わざわざ痛いと思う必要はないのだ。痛みは、危険を知るためのシグナルだ。危険でなければ痛くなくてよい。――ただし、「精巧な」アンドロイドの場合であれば、その振る舞いが、それを見る側にとって人間的であればあるほど、日常的にアンドロイドと人間との違いを気にする場面が減るはずだ。となると、平然と作業しているアンドロイドを見て人間が不意にその、冷たい氷を触ってしまうかもしれない。氷ならば「冷たい!」となってすぐ手を放すが、逆に熱いものだったりすると一瞬で細胞構造が壊れてしまうかもしれない。――そんな当たり前のこと、と思うが、アンドロイド製造メーカーは、それによってやけどをしてしまった人に訴えられるかもしれない。社会問題になり、製造物責任法(PL法)に抵触し、今後アンドロイドを製造する際は、「痛み」に敏感にする機能を取り付ける必要が発生するかもしれない。ただ、それはコスト的にどうなのか。人間側が気を付ければいいのではないか。なんでもメーカー側に責任があるのか。法律で規制する必要があるのか。安全を求めることは重要だろうが、過剰な安全は、身動きを取りづらくし、正常な発展の阻害となる場合があるのではないか。テンキーの配置(1234……の並び)が逆のキーボードがあって、それによって数値の誤入力をし損害が発生した場合、キーボードメーカーが悪いのか。そんなキーボードがあったら確かに悪意があるような気はする(わざわざ表記された数字は見ないだろうから。でも画面は見るか))

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コメント

そこでアンドロイドの話になるんかいwww
アンドロイドが冷たさを感じない(痛覚)と人間と作業するときに問題が発生するっていうのは、なんかすっげー感心しました。よく思いついたよね。

そんな遠藤さんにちょっとしたネタを・・・

ガンダムとかそういう巨大人型ロボットを使って戦争するのってリアルではないですよね。縦にでかくっていいマトだし、四肢を動かす機構は複雑になるから攻撃されたらすぐにダメになりそう。
あれだけデカいものを建造する技術があるなら、もっと効率的な戦闘機や戦車を作ればいいんですよ。だから、巨大人型ロボットものはリアルじゃないと思っています。

じゃあ、逆にこれがリアルになる条件って何なんでしょうか?単純に科学技術が発展しただけでは戦車とか戦闘機に優位性がありそうです。個人的には単純に科学技術が発達しただけだと、巨大ロボではなく、人間と同じ動きをする同じサイズのロボットを遠隔操作もしくは自動操作するか、それよりも小さなロボットを遠隔、もしくは自動で操作するっていう方向に行くような・・・人命の関係から。

posted by いみふat 2020/05/10 07:13 [ コメントを修正する ]
 ネタ投下ありがとうございます!!

>巨大人型兵器はリアルではない

 そうですよね……。しかし人(男の子)はそれに憧れるッ。アーマードコアに出てくるロボットたちもかっこいいッスよね。

>巨大ロボではなく、人間と同じ動きをする同じサイズのロボットを遠隔操作もしくは自動操作するか、それよりも小さなロボットを遠隔、もしくは自動で操作するっていう方向に行くような・・・人命の関係から。

 5Gで期待されることの一つが、遠隔操作と聞いたことがあるような気がします。(危険な?)工事現場で、重機の操縦を遠隔のコントロール室でできるようになるとか。
 そう、そもそも人型兵器って、別にロボットに人が搭乗する必要さえないわけですよね(笑)。
 エヴァみたいな設定がないとリアリティに欠けてしまう。
 おっしゃる通り、リモートコントロールというのが兵器分野でも発展しそうですね。スターウォーズのドローン兵ばかりになるのか。

 しかしさらにふと思うと、リモコンできるとなると、別に人型である必要がそもそもない。
 何故人型が適するか、というのを考えたとき、人の社会が、人が活動するのに適するように形成されているから、だと思われる。人と共同作業をする分野においては、ヒト型という需要はあると思う。セクサロイドは、人型の必要がある!(下品な話題か)
posted by endoat 2020/05/13 05:44 [ コメントを修正する ]

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