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腰が痛い(民主主義とアンタゴニアス)
2020/05/13 05:30 | Comments(3) | 思考及び書くこと
今日の一言「タイトルが入り混じってる」

まえがき

 身体の、痛み、強く痛いとき、それでもなお思考を優先できる人を、僕は無条件に尊敬する。

 なんか、突然、腰が痛くなった。慢性的な肩こりはあるにせよ、腰が痛いということはあまり経験がなかったので少し驚いている。
 腰を、後ろにそらすような動きをするときに、体に電流が走るかのように激震する(大げさ)。そして、何も動かずとも、じわじわと、痛い。

 ぎっくり腰とかヘルニアとか、腰痛に苦しむ人の気持ちが、ようやく分かった気がする。
「痛み」
 これは、等しく平等なものなどではない。
 それぞれの痛みは、個性がある。
 みんな、人それぞれの痛みをもっている。

 要するに――「いてええええええ!!!」。


 まぁ、それはいい。今回は、民主主義に関して頂いたコメントと、アンタゴニアスを読んだということを書ければいい。

民主主義について

 コメントを引用する。飲尿と誤変換するところだった。

(引用A)
>・政治家はマニュフェストを守らない
・誰に投票しても変わんないから選挙に皆行かない
ここだけみると間接民主制は無理って思うわな。自分もそう思う。
でも、直接民主制もマジでくそだと思うよ。学生だった時にクラス全員で話し合いをして、まともな議論になったことってあります?会社での会議での意思決定のくそさ加減にうんざりしてないです?
少数での議論よりも多数での議論のほうが死ぬほど面倒くさい。

 確かに。間違いなく、少数で決めた方が早いし楽。
 決める過程が関係者が多いと、とにかく大変。
 そもそも、複雑な議題を、理解してもらうところから始めることになると、非常に労力。ただ、これが流行りの「説明責任」というやつで、無視できない。
 しかも、決めた後にも、不平不満、文句をいう人たちはゼロにはならない。

 だから、間接民主制は次善の策だ、と思う。

(引用B)
>また、多数決の結果が正しいでしょうか。今のコロナ騒ぎについて、国民全員にアンケートして方針を決めるなんてことしたら大変なことになりますよ。
・専門知識の不足(専門家は限られている)
・大半の人は知性も不足している(というよりも、能力が高い人は少ないという意味)
・国民全員で意思決定するための膨大なコスト(システム投資や全員で議論するために国会で議論するよりも時間がかかるため、その時間コストなどなど)
これらを補うのはできないことではない、でも、社会に膨大なコストを強いる。それは現実的ではないから間接民主制なんだと思います。間接民主制は社会的コストが比較して少ない仕組みなんですわ。この労働者数が減っている時代に直接民主制みたいな不効率なことしないほうがいいとおもう。
 確かに。多数決がいついかなるときも正しいというのは、成り立たない。


(引用C)
>もちろん今の間接民主制にもみんな思っているような問題があるからそういう話になるわけで、何が急所なんだろと考えてみた。
多分「政治家に対する監視機能」が圧倒的に欠如している。
既存のものは今の一般大衆(自分含む)にとって優しくないから、それだけだと難しい。
ここを何とかして、投票した政治家や政党が普段どんなことをしているか、きちんとわかって、それが投票結果に反映されるような仕組みを作り上げれば、間接民主制はもっと良くなるんじゃないかな。

 改善の方向性としては、「政治家・官僚・業界団体(圧力団体)に対する監視機能」強化、が考えられる。
 しかし、様々な社会問題に対して、適切に、あるべき論を語れる人はどれだけいるのか。

 引用Bにおける、「・大半の人は知性も不足している(というよりも、能力が高い人は少ないという意味)」というのはまさにそうだと思われ、これは、人はみなバカばっかりというのでは決してなくて、どんな人でも森羅万象に詳しいわけではない。

 引用Aにおける、政治家は誰もマニフェストを守らない、というのも、最初から守る気はなくて耳障りのいいことを選挙活動する人もいるかもしれないけれども、大半はそうではないと信じたい。守らないのではなくて、守れない――いざそれを実行しようとすれば、いろいろ問題があることが判明して、その問題の解決策が思いつかない、と、そんなことなんじゃなかろうか。

 結局、専門家や業界団体の言うことを聞かなければいけない。専門家が黒ということを赤というのは言いづらい。だから、専門家と呼ばれる人のうちで、自分の方向性に近しい人を有識者会議のメンバーに入れたり……とか、そういうこともあるのではないかと思う。何ら根拠はないけれども、逆にいえば普通そうする気がする。

 でもそんなこと我々は分からない。専門家の誰それがどういう人品でどういう主張でどういう権威でとか分からない。現実問題として、「監視」できる人がどれだけいるのか。

 うん、まとまりがないけれども、だからこそ、教育が大事で、国民全体の知性・知識の底上げが必要なんだなとふと思った。

アンタゴニアス

 こう、連載作品を読むのが少し苦手であるので、ある程度まとまってから読み始めようというそういう邪念によってこれまで読んでなかったが、ようやく、アンタゴニアスを、既投稿分まで読んだ。

絶罪殺機アンタゴニアス

 一気読みだった。(これは先日の話)
 僕の身体的な眠気と痛みが途中で襲ってきたが、それでも、止まらなかった。止まらなく面白かった。

 暗い目の男、ギド、ジアド、クロロディス――キャラが、濃い
 どうしたら、このような個性引き立つキャラクターを描けるのか。才と鍛錬の賜物なのだろう。
(僕はクロロディス氏がなんか好き。まだ真の目的とか正体とか分からないけれども。雰囲気好き)

 木曜日と、金曜日が定期更新の日らしい。楽しみである。まだ死ねない。腰が痛い(そう、書いている最中ずっと痛いのである)

あとがき

(かっこ書きである。腰が痛くて、目が覚めてしまった。――のかな? 分からない、仕事で気がかりなことがあるせいな気もする。寝る前にメディアのブルーライトを浴びているせいかもしれない。3時間ぐらいしか寝ていない気がする。今日は早く寝よう……。――と思うじゃん。早く寝ると、今度また、朝3時ぐらいに目覚めるわけだ。悪循環である。一方で、休日は10時間以上寝ている気がする。それでバランスとってるのだろうか。いや、どっかで、寝だめは人間できないのだと聞いたことがあり、それを信じている。鍛錬もそうだが、継続してやる(とる)ことが大事なのだ、たぶん。あ、あと、進撃の巨人の31巻(5月現在最新刊)も読んだ。どこまで面白いんだこの作品は。すごい。ストーリーの作り方がほんとすごいと思う。この展開が、いったいどの時点で想定していたのだろう。ストーリーの創作本的には、プロットを立てましょう、ということだけれども、たぶん、3~4年ぐらい連載しているのではないだろうか。そんな長期になるにあたって、最初からこの展開は想定されていたのだろうか。思ったよりも人気がでなくて、途中で打ち切りになったかもしれない。とにかく、伏線の回収もすごいし(地下室に幽閉されていた敵兵がここでまた登場するのかと感心)、まだまだ勢いがある作品だと思う。アイアムアヒーローもホント、面白かったのだ。最後の最後まで面白くて、ラストが、やっぱり打ち切り感があった。いや分かる。人間の多くは、何者にもなれずに、終わる。英雄になれる人なんて、ほとんどいない。だけれども、やはり、外連味でもいい、物語の主人公が、自ら準備し、行動し、何かを解決し、または何かを失うという結末になるべきだ。物語の傍観者のようになったり、都合よく助かったりするようなことがあると、最後の最後で面白いとは思えなくなる)

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コメント

ヤッター!!!!
明日さっそく更新日ですが、さっそく何書くか決めてません。
外典もいいぞ!!!!(むしろ外典のほうが良いまである)

>民主主義

なんかこう、赤ん坊からジジババに至るまで全員がインターネットネイティブ世代である時代が来れば、多少、状況は良くなるような、気が、しないことも、ないことも、ないことも、ないかな……
posted by バールat 2020/05/13 19:35 [ コメントを修正する ]
腰やったんか・・・昨夜はお楽しみやったんやね・・・。態勢がわるかったんじゃないのかと推測(割とマジな話)。

痛いのはマジでつらい。昔久しぶりにプールで泳いだら、足と腕が筋肉痛になって2日間くらい、痛すぎて眠れないみたいな状況になったとき、モルヒネでもなんでも打ってくれwwwwってマジで思ったもんな・・・。腰の場合、無理に動かすと悪化するからそういう対処はすすめられないけど。

せめて、原因がわかればいいんだけどね。ヘルニアなら手術だし、神経圧迫しているならそれを軽減できればOK。腰が痛い中の夜の営みはNG。


民主主義はなんだかんだ、我々個人が作っていくもんだからね。だから、監視が必要。そして、教育も大切。政治家がダメなのは僕たちがダメだから、それが民主主義。
posted by いみふat 2020/05/13 23:18 [ コメントを修正する ]
バール様

>外伝
 途中まで読みましたが、二次創作と言われなければ気づきませんね……。これが、ファン・アート……!

>民主主義
 それまでは、耐える、しかないのか。いやしかし、同年代、いやもっと若い人たちでも、物理至上主義的(なんと表現すればよいのか、権力至上主義というか、資本主義至上主義というか)な人たちは少なくないので時間が解決してくれるとも中々思い難い。


>いみふ様
>政治家がダメなのは僕たちがダメだから、それが民主主義
 そう、それが言いたいのです。現実がどうこうとか、政治家の資質とか人によるとか、誰に投票しても同じとか、そういうことじゃなくて、仕組みとして、「政治家がダメなのは僕たちがダメだから」というものだということを、実感レベルで認識すべき。政治は別に新しいことを生み出すもんじゃなくて、集めた資本をどう分配するかという「論理」なだけなんだから、本来、みんなその論理は理解して納得すべき。
 腰は、一時期よりもだいぶよくなりました! 痛すぎて眠れないのはまじつらいっすね。私も実感しましたわ……。この痛みが続くなら、早く永遠の眠りにつかせてくれって思いますわな(笑)。
posted by endoat 2020/05/17 20:16 [ コメントを修正する ]

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