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レスポンスが遅くて反省
2019/08/01 22:41 | Comments(2) | 思考及び書くこと
今日の一言「感想遅くてすみません」

前書き

>完璧な予定では遠藤さんは号泣して長文を書きなぐっているところに俺がドヤ顔で返信するという完璧なプランが立てられていたが、すげー軽く流されてしまった!

 ややや、すみません!
 なんかレスポンスが遅すぎてショックを与えてしまい、一つ小話が生まれてしまうほどになってしまった事態に反省……。
 しかし……時間が取れない!!!!

 すべては言い訳ながら、直近はarkもやれてないんだからぁぁ! と言い分ける。

シロガネ

 即座の感想であれば、面白かった、となる。小学生並み感想だ。

 いやそう、だから、読むタイミングも検討していたのである。
 恐らく、後半からの勢いによって、これまでの自分の傾向から、一気読みしてしまうであろうことは分かっていたから、感想を書くという時間も含めて取れる時間を確保してから、読むべきだと、頭では分かっていた。

 しかし、いくら待っても、自分の気持ち的に十分なタイミングはやってこず、arkで遊んでしまった日々を後悔する意味もあり、少しずつ読んでいったところ、やはり、悲運な運命を背負ってしまったレイスロードとの決戦、もう少し具体的に書けば、フィン少年の心が壊されてしまったあたりからはもう止められない強い訴求力をもってして、結局、変な時間に一気読みしてしまったのである。

感想は結局いつ書けるのか

 いやいや、言い訳はともかく、ビジネス(?)は結果が大事だ。
 いつ感想がかきおわるのか。

 一つ前提がある。
 激辛批評を行う際は、少なくても、2回以上は読み返している。4月末ごろに投稿された作品にたいし、今はもう8月である。
 今日までには、フィン少年がある力を使って昏睡してしまったところまで読み返し、批評ポイントや気づいた点などをまとめていたところだった。

 しかし、環境的な問題もあって、4時間から6時間ぐらいかかっていると思う。

 そこから考えると、まだ、いつ頃まとまるかというのは分からない。としか言えない……。

気づいた点として

 こっからは、さらにメモになる。

 思うに。
・烈火成分(ギャグ)
・フィン少年
・ストーリー構成

 が、改善の余地があるのではないかと思う。
 現状でも、話の区切りは考慮する前提として、内容的には十分「面白い」作品に仕上がっていると思う。
 マーケティングに成功して書籍化などされている作品と品質的に劣るということはあるまい。タイミングと、広告宣伝と、コネクションがあれば通用する作品レベルと思う。

 ただ、その著者の実力を知らないうちに、当該作品が、例えば週刊更新が投稿サイトなどでされていたときに、自分が、リアルのくそめんどくせえ様々をそっちのけて、当該作品を読み続けるかというレベルを求めるとなると、「何か足りない」ということになる。

 いやこれが、5年や10年前とかだったら、「すげえ作品に出会った」となるかもしれない。そう、タイミングは非常に重要だ。しかしこれは、運、として片付けるしかないものでもある。


 いやいや、しかし、フィン少年の母親のシーンや、信念や目的がぶつかり合い、わかり会うことは困難であるなかで、入念に考えられた布石が発動し、共闘し、大いなる敵に立ち向かっていくシーンや、そもそもフィン少年の心が壊され、そして変化していくシーンなど、ベタ誉めしたいシーンは数多くある。

 まぁそれはむしろ、確信めいていて、きっと感動させてくれるだろうと期待していた。
 期待通りであった、あったが、そこにいきつくまでは、「ふつーに面白い」レベルであった。そこが惜しいと思うのであり、この感覚を、上手く伝えたい。そのために、もう数回読みたい。

時間の有限性

 ああ、それはしかし、僕の傲慢である。
 そんな、1から10まで綿密に書かないと分かり合えない仲なのか、とお叱りを受けそうだ。
 だから、こんな言い訳の記事を書いているわけであるが、今かけるとしたら、上の、烈火成分と、フィン少年と、ストーリー構成、この3つがもうちょっとよくできるんじゃないか、ということである。

 
 あと、なんか、どこかで書いたのか、自分のメモだったのか分からなくなってしまったが、エルフ世界の描写が、どうしてもファンタジーだからしかたがないとはいえ、イメージがしにくかった。
 いや、ファンタジーだから、というのは、別のじゃんけんで頭が破壊される作品においては、全般的にイメージがしやすかったし、3人の英雄の世界は、わりとイメージしやすかった。……いや、厳密に言えば、烈火氏の世界がやや分かりづらかった気もする。モヒカンがはびこる世紀末と、シンゴジラなども知っているという現代的なイメージとが読んでいて頭でやや違和感が生じる場面などもあった気がする。
 ややしかし、それはきっと、世紀末イコール北斗の拳的なイメージが強すぎるからなのかとも思う。

 思うに、烈火氏が強すぎるがゆえに、戦闘の緊迫感がどうしても薄れる面が難しかったと思われる。
 なんかそれが、フィン少年や、死の巫女などの悲劇的要素の重さが上手く伝わってこなかった原因なんではなかろうかとも推測。直接関係ないから、理由になっていないとは思うが、何かが足りない気がしている。

あとがき

(かっこ書きである。自分の中の最高峰作品(プロ作品も含む)をSとして、当然「夜天」はSにランクインだが、「シロガネ」は、現状はAだと思う。しかし、「S」になる可能性がある、と思う。もっと検証なく、思い付いたレベルで書けば、異界の英雄の「異界性」が、もっとストーリーに影響してきたら良かったと思われる。もちろん、当然、王国を救う、という目的の上終結し、それを解決するのだから、それはよいのだが、それが、自分ほどひねくれてしまうと、「見えすぎている」とも思ってしまう。次に何が起きるか、という訴求力がもっと欲しい。それが、ストーリー構成で何とかなる気がする。どうすればいいかまだ全く思い付かない。道化師の正体が明らかになってくるあたり、要するに、世界法則が明らかになっていくあたりから、一気読み度が格段にあがっていった。あとフィン君が敵に看破されて堕ちていくあたりなどもよかった。いや、少年の嗜虐が好きとかじゃなくてだね、そこは誤解されないでいただきたい。面白かったのは、その敵の発言が、少年の心を壊すに値する説得力が凄まじかったから。正論オブ正論に感じた。それでもってして、その敵を(武力だけではなくして)更に看破するというその後のストーリーに唸る。引き付けられる。そういった、「次はどうなるか」「もうぶつかりあうしかないのか」といったストーリー構成が著者の強い魅力だ実力だ創造力だ。うーむ難しい。要は、中盤がもっと盛り上がらないものかという、全く無責任でどうしようもない感想なのである。だがとりあえずでも、著者のブログ内容に影響がせめて少なくなる程度に、自分の反省をお伝えしたかった……)






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コメント

 ま、真に受けてはいけないっ…!
 こちらがレビューをいただく立場で、遠藤陛下、じゃなかった遠藤さんは授ける立場っ…! これをはき違えてはならないっ…! 謝る必要/ZEROっ…! 皆無っ…! むしろ謝らせてしまった自らの軽挙妄動を厳に反省っ…! 平伏っ…! 圧倒的平伏っ…!
 いや、その、本当に申し訳ありませんでした。今後このようなことがないようにします。
 いやもうなんというか、ここまで来たらいつまででも待ちますので、渾身のレビューを期待させていただきます! それにしてもシロガネ云々はともかくArkすらできないとかどう考えても「最低限度の人間らしい暮らし」とは言えないので、ここで俺がもっとずっとアホならいい笑顔で「遠藤さん! そんな仕事やめましょう!」とかほざくところなのですが、まぁそういうわけにもいかず(感情的には本心ですが)、苦境にある友に向かって気の利いたアドバイスも心に響く慰めもかけてやれない己の無力さに発狂していました。

>エルフ世界の描写が、どうしてもファンタジーだからしかたがないとはいえ、イメージがしにくかった。

 ビジュアルが浮かばなかった、という意味でしょうか?

>思うに、烈火氏が強すぎるがゆえに、戦闘の緊迫感がどうしても薄れる面が難しかったと思われる。

 これは俺も書いてる最中ものすごく思いました。いったい『ワンパンマン』はどうやって物語のテンションを維持しているのだろう、と考えたときに、いや、そうじゃなくて、実力の問題ではなく、空気を読まないギャグの数々が雰囲気を壊していることが問題なのではないのかという結論に至りました。しかし「想定外に存在するギャグキャラが作品世界を壊す」というのはそもそもそういうものを描こうとしていたのだから問題ないのでは? いや問題あるわ。シロガネはメタフィクションであるのと同時にバトルものであり、黒神烈火はバトルものとしてのシロガネにとっては害にしかならない存在だ。だが、では、どうすれば? 烈火のアホ発言のないシロガネなどタバスコのかかってないチーズ牛丼みたいなものだと思うのです。まろやかすぎて食えない。そもそもシリアスなバトルものとメタフィクションとの食い合わせが根本的によろしくないという話なのですが、それ言うとシロガネを書くべきではなかったという話になってくるのでなんとかしたいですが、具体的な対策となると何も浮かばないんですよね……

>「夜天」はSにランクインだが、「シロガネ」は、現状はAだと思う。

 同感であります。シロガネ以外の作品は、「誰も見たことのない作品にしよう」という意識でしたが、シロガネは「まぁそんなに尖がっても理解可能性が低くなるだけなのでは?」というところから始まった作品だったんですよね……。中盤の中だるみ。やっぱ日常パートいらないのかなぁ。

 まぁ何にせよ、本レビューまでに俺もいろいろ考えてみまっす。
posted by バールat 2019/08/02 21:51 [ コメントを修正する ]
>真に受けてはいけない

いえ! おかげでぐだぐだ言い訳している自分に喝をいれられました。ありがとうございます。
帝国はこっぱずかしながらちょっと吹き出してしまいましたので、全然また何かあればやってください(笑)

>エルフ世界の描写がイメージしにくかった

ビジュアルが浮かびにくかった、という意味です。
第二都市オンディーナに初めて足を踏み入れたときのシーンが、やや説明的かなと感じました。これからのエルフの世界や今後決戦の舞台ともなる城の構造などのイメージ(ビジュアル)にも繋がる大事なシーンに思います。
もちろん読んで頭を使えば分かるのですが、筆者の実力的に、ここはすっと入り込んでくる描写があるとよかったような。
2回目読んだときはわりとすっと入り込んだ感じもありましたし、どこら辺がひっかかったのか、この辺りも自分で分析しないといけないなぁと思ってます。

>烈火氏
ギャグの下ネタ度合いが強すぎるのかなぁとも思いました。
みんなが超真面目に議論している中、気づいたら鼻提灯していたりなど「ちょ、おまっ!」とかはふつーに面白いと思いますが、色欲に暴走しているシーンが続くと、またか、といった感じも。

>本レビュー
渾身レビューしたいと思います。
もうしばしお待ちいただきたく。
posted by 遠藤at 2019/08/03 11:54 [ コメントを修正する ]

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