今日の一言「定期更新」「ルーチンは大事だ」
◇前書き
今週はきっと、土日とも書く時間が取れない気がするから、今、30分制限で書く。
前書き、という書き出しに甘えてしまっている。実際読みたくなる文章は「フック」が必要だ。
それと、「コンセプト」が明確になっている必要がある。
様々な投稿サイトなどで作品を読み始めるときに、タイトル、前書き、プロローグと第一話で、読み進めるかどうかが決まるといって過言ではない。
流麗な文章で始まったらいいのかというと、そうではない、というのは実感としてある。
最近読んだある作品は、文章力は正直、お前が言うなを脇に置いておいて、十分とはいえなかった。けれども、雪原の中を、仲間たちが、雪玉をぶつけふざけあいながらも、次の集落を目指すという風景は、十分にイメージできた。
何の難しい言葉など使われていなかったし、語順や表現としても普通、であった。でもそれでも十分なのだ。あ、そろそろ小見出しつけるか。
◇読み続けようと思う作品
しかし、上の作品は、一話目で閉じてしまった。「コンセプト」が見えなかったからである。
このアイディアとコンセプトの違いは、もう少し詳しく書いていった方がいいが、今回の記事では見送ろう。
簡単に書けば、「もし○○だったら?」という投げかけである。
恋愛至上主義にうんざりして、最終兵器彼女という作品は好きだったが本棚から排除した、というのをかなり昔に書いた気がするが、タイトルから分かるコンセプトの例として分かりやすい。「自分の彼女が、世界を救うための最終兵器だったら?」ということだ。
この、コンセプトを先に提示しておく、というのが大事だと、最近思った。
物語の書き始めにおいて、いきなり印象的な戦闘シーンをおく、というのはまぁ重要だが、少し陳腐……と書くと言い過ぎだが、もうちょっと工夫ができないかとも思っていたのである。
それに対して、その、印象的なシーンをおく、というのもその方向性を求めていいが、同時に、コンセプトを、たとえばタイトルとか前書きにおいて提示しておいて、それが十分魅力的であれば、序盤がやや設定的な記述になったとしても、読者の興味を一応維持できるだろうということだ。
フェイトステイナイトという作品は(片仮名にすると格好悪いが、スマホからということで許して欲しい)、「もしアーサー王やギルガメッシュなど過去の英雄を現世に召還して万能の願望器の争奪戦が起こったら?」というのがコンセプトだ(たぶん)。めちゃくちゃ中二心をくすぐるだろう。
◇今年の目標として
せっかく登録した「NOTE」の活用も考えたい。
しかし、今年は、カクヨム連載中の作品も進めたい。一応裏の目標として、あれは、ブッダが菩提樹の下で悟りを開いた歳までに、30話以上で完結するというのがある。
その裏の目標、俺は実は結構、まじめに考える度に恐怖なんだ。
「死ぬ」というのは怖いものだ。
だが、その歳になるまでに、俺は、「方向性」を示そうと思っている。今は大分、絞られてきているが、そこから着実に進んでいこうという覚悟である。
カウントダウン行動法のことは書いたっけ?
◇カウントダウン行動法
書いたことないな。書こう。
行動するときの最終兵器、秘密兵器、裏技、まぁなんでもいいが、そういったものだ。
朝起きられないとき。
頭が痛いとき。
やる気が起きないとき。
そういうときに、「まぁ、がんばるか」と思って取りかかるだろう。
それの強化版だ。
まず、行動するべきことを厳密に定義する。たとえば、朝起きる、というのは未熟だ。布団から起きあがって、二足で立つ、ぐらい具体的にしなければならない。
次に、30秒なり、10秒なり、それは、その人のやりやすい時間でいいが、俺は、30秒にしている。
あとは、カウントダウンする。
それだけだ。単純だ。
だが、その、0秒になったら、最初に定義した行動を必ずしなければならない。
必ず、だ。
このカウントダウン行動法……このネーミングは今考えたが、これをいつからやっているかは分からない。たぶん、高校生ぐらいかな。
何回使ったか分からないが、これを破ったことは一度もない。
一度も、だ。
絶対やる。
これを破ったら、僕は僕じゃなくなる、ぐらいに思っている。絶対的ルールだ。
それぐらい強烈なものだ。
逆に行うと、できる範囲で、精神的な云々で対処できる、物理的に可能な範囲の定義しか行わない、というのもポイントである。
◇35歳
でだ、その話を戻すと、その絶対ルールレベルで、一歩を進めていこうという掲示、が、その裏の目標である。
怖い。
逆に行えば、それまでは、色々試してみる時間と考えている。一種ターニングポイントにしようということだ。
もちろん、これまでの知見を考えれば、そんな一瞬で変化は起こらないのであって、その瞬間に向けて、徐々に行動法策を絞って鋭角的にしていく必要があるのである。
と思っている。
(かっこ書きである。カクヨムの記事を、最初から直近まで読み返してみた。面白いと思う。3年ぐらい前から書き始めたが、うん、合格だ。いや、つまらないと思う人にはつまらないと思うだろうし、まぁ読んだところで何か新しい知見は得られないだろうが、だが、文章作品として、俺はおKをだす。まったく知らないどこかで、まったく知らない誰かが、このレベルの作品を書いていれば、とりあえずブックマークはするだろう。そのレベルにはなっている。それを目標にしていたので、合格だ、と思った。もちろん、一部流し読みだったり、後半は疲れて、あんまり読めなかったが(かっこ笑い)。まぁ多くの人もそんな感じだろう。だが、それでいい。多くの書籍だって、斜め読み程度のものだってあるんだ。といったところで三十分、時間切れ)
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コメント
白銀さんありがとうございます!
すみません、コメント気づかず先に記事更新してしまってました。
あらすじやタイトル、むずかしいですよね。
かなり自由に書いているここでさえも、結構なやんでしまいます。まぁ、前書き、とか、書き出しを固定すると、思った以上に書きやすいなぁとは気づきでした。
要所できかれますが、自分の面白いと思う物を表現するというのが、やはり創作の動機なんだと思います。
それをより、正確に、詳細に、素早く伝えるための技術は学ぶことができると思いますが、それ以上に、表現したい! って気持ちが大事だよなぁと思わざるをえません。
すみません、コメント気づかず先に記事更新してしまってました。
あらすじやタイトル、むずかしいですよね。
かなり自由に書いているここでさえも、結構なやんでしまいます。まぁ、前書き、とか、書き出しを固定すると、思った以上に書きやすいなぁとは気づきでした。
要所できかれますが、自分の面白いと思う物を表現するというのが、やはり創作の動機なんだと思います。
それをより、正確に、詳細に、素早く伝えるための技術は学ぶことができると思いますが、それ以上に、表現したい! って気持ちが大事だよなぁと思わざるをえません。
posted by 遠藤at 2019/03/16 15:44 [ コメントを修正する ]
それはそれとして、作品の書き出しやタイトル設定、あらすじといったものは正直苦手なところだったりします。
とはいえ、これらは苦手だから、と避けては通れないもの。
書き出さなければ話は紡げず、タイトルがなければその話を分別できず、あらすじがなければどんな話なのか読んでみるまで分からない。
そして作品において、興味をそそらせるタイトル付け、続きを見たくなる出だし、は重要な部分。
今手掛けている作品がまさに、「冒頭からして戦闘シーン」だったりするのもありますが、出だしからして「こういうの好き」「面白そう」という人に届いてコンセプトが伝わっているのか、ちゃんと面白いと思ってもらえているのか、というのは作者としては常々不安に思うことだったりもします。
私の場合は、仮に誰にも認められなくても、まず自分が「自分の中にあるこういうのが好き」というのをちゃんとした形として自分の外に出力して一つの形を与えたい、というのが衝動として動機ともなっているので、それを見た誰かがちょっとでも面白がってくれたらいいな、ぐらいな感じだったりします。
まぁ、ぶっちゃけてしまえば欲としては「これを好きだと思う人増えろ!」とかは当然あったりするわけですが。