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コメント返信は一時中断して
2020/01/17 00:33 | Comments(1) | 創作について
今日の一言「22時ぐらい帰宅」

まえがき

 早く帰ってきたのに、寝落ちしてしまった。寒くて起床したのが23時半ぐらいで、あわててルーチンをやりだす。ちなみに、昨日は免除規定のため更新はお休みであることを事後説明。

プロットポイントについて

 今日はコメント返信を一時休止とし、別のことを記述する。

話題

前半と後半で物語の役割が違う、その転換点ゆえに他とは違う名称が使われているとすると、プロットポイント1と2も性質が真逆に違うと思うわけですな。1では状況が悪化し、2では改善している。しかし名称は同じ。解せぬ……


 面白いストーリー(物語)とは、4部構成であり、起承転結であり、主人公が孤児、放浪者、戦士、殉教者と変遷していくものである、と言われる。
 その4部構成のうち、それぞれの間に、転換点があり、それを「プロットポイント1」「ミッドポイント」「プロットポイント2」という。
――工学的ストーリー創作入門

起(プロットポイント1)承(ミッドポイント)転(プロットポイント2)結

 これについて、
「PP1と、PP2は全く性質が違うのに、同じ名称なのは何故か?」
 と、
「プロットポイントとミッドポイントと名称を分けているのは何故か?」
 という疑義がある、というわけである。

 何故だろう?? 深く考えると、分からない。鋭い指摘な気がする。


 ただ、上掲書の冒頭あたりで記述あるとおり、これらのテクニックや論は、上掲書が初出というわけでなく、元々ある技術論を小説に特化してまとめられたものだとされる。
 ぐぐってみると、「三幕構成」ということで、プロットポイント(ターニングポイント)については既に用いられている言葉のようである。
――wiki「三幕構成

三幕構成はシド・フィールドによって発明されたものではなく、映画に共通して見られる基礎である

あとがき

(かっこ書きである。――ので、そんなに名称に深い意味はないのでは、という気が個人的には、する。ちなみに、時間が別途あればしっかり考えてみたいが、手放しで僕がオススメする「夜天を引き裂く」であるが、それを初読の際にはPPとか全く知らなかったが、大きく言えばその原則にあてはまる気がするのである。アンゲロスと遭遇して重傷を負うあたりがPP1か、界斑氏とのバトルの後、黒澱さんの悪魔の世代が判明し決戦に向かっていく――ミッドポイントが二つあるパターンかもしれないが、とにかく神がかった飽きさせない構成だった記憶がある)

拍手[1回]

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コメント

そして逆噴射先生は『パルプ小説の書き方』で三幕構成を論じていますが、プロットポイント1、2に比べて、ミッドポイントの扱いが明らかに軽いんですよね……これは何を意味しているのか。やはりプロットポイントとミッドポイントには何か本質的な違いがあるのか。真相を探るべく取材班はアマゾン奥地へ飛んだ。
posted by バールat 2020/01/18 22:04 [ コメントを修正する ]

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