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息をするように面白い記事を書けないものか?
2017/01/04 20:00 | Comments(0) | 思考及び書くこと
面白い記事とは何か。

まず、文章は、三つに分けられる。
1つは面白いもの、2つは役に立つもの、3つはつまらなく役に立たないものだ。

役に立つというのは比較的簡単だ。読み手が求める情報が含まれている文章のことである。

一方、面白さ、となると、これは難しい。それは、主観要素が強いからだ。


興味を惹く必要性



読者は、文章について、何か求めるものがある。
それが満たされたとき、面白いと思うか、役に立ったか、どちらかを得る。

例えば、知人のブログやFacebookの記事に対して、役に立つことをそれほど求めているだろうか?
料理のレシピを毎日のせてくれる友人がいるかもしれない。しかし、その友人よりももっと優れた料理記事を書く人は、残念ながら大勢いるだろう。

しかし、ここでは、その知人、という属性が多いに意味を高めている。それは様々な理由があるが、大きいのは、信頼性という面である。
知らない誰かの記事よりも、自分の知っている人が言ってることの方が信頼できるというのは当たり前である。


しかし、不特定多数に向けた記事においては、その信頼性が働かない。そうしたとき必要なのが、興味を惹くことだ。それには、自分自身についてや、そもそも、これから書こうとする記事についてインパクトを与えることを簡潔にキャッチーに記述する必要がある。


読者のイメージ


ゆえに、面白い記事を、身内だけでなくて、普遍的に書こうと思ったら、これは矛盾するようだが、逆に、読み手を限定する必要がある。

例えば、このブログは、30代の男が離婚したけどさぁどうやって生きていこうか考えるブログであって、その、同じような境遇の人に向けられたものである。

この、同じような、というのは、30代である必要もなければ、男である必要もなく、もちろん、離婚をしたかどうかも関係ないのは、過去の記事からの連綿とした内容を見れば分かることなのであるが、残念ながら、初見の人に対してそこまで伝える方法は、存在しない。



そうなると、もう、一つ一つの記事が、真っ向全力勝負となる。

資本主義やら、量子物理学やら、小難しいことを書いている記事にぶちあたったら、求めていたものが違うと、即座にブラウザバックになることだろう。

ゆえに、流し読みでもなんでも、とりあえず読んでくれた方にはいつも大変感謝である。

その上で、コマーシャリズムは好きではないが、書き手と、読み手のマッチングというのは、とても重要な仕事になりえると思う。
しかし、これまた逆説的に、そのマッチングしてくれる人と、自分の感性、求める方向性が一致していないと、その仕事はいくらがんばっても、空振りに終わるのである。


結論的には好きなことを書くしかない


そもそも、何故僕が、こんなことを書かなければいけなかったかといえば、似たような、思考をそのままアウトプットしたようなブログや記事を、いくつか拝見したことが起因である。

そして、なんというか……それらが、つまらなかった、というか、表現が稚拙すぎて面白くなかったのである。


それを思うと、ああ、俺が書いてるのも、つまらねーんだろうなぁと、思ってしまい、いくつかストックしていたものの、投稿することができなくなってしまった、のが、年末から最近にかけての出来事である。


ただ。そうはいっても、やっぱり、その、読者は、絶対的に限定せざるえないのであるがゆえに、結局あまり気にせず書いていくしかないとおもったわけだ。

傲慢すぎるけれど、これで面白くなかったら、残念、貴方にはあわなかったのですね、と、そんな意気込みでもいいかもしれない。
ただ、そうはいっても、過去か、未来の、せめて自分にとってだけは、何らか、面白いか、役に立つかの感情は起こさせてあげたいものだ。

まとめ


今年も好き勝手書いて行くので、適当な感じでお付き合いください。
どうぞ本年も宜しくお願いします。



タイトルの回収すると、無理。なるようになるしかない。
ただ、表現や文章作法、構成、小見出しの付け方など、留意すべきテクニックは多くある。これらについては慢心することなく、感情的に高ぶっているときも、留意していきたい。


補足


文中のあまり面白くなかった記事というのは、リンク先の方々とは別です。例えばミルトンのレビューとかむちゃくちゃ面白かったです。




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