18:58
長らく、日記を書くことをやめてしまった。
人生の転換期は、そう、まだ、今年のことだ。だが、もう、半年は過ぎようとしているのか。去年の今頃の記憶……、それは。
などと、感傷的なことを書いても、何にもならない。これから、どうするか、だろう。
今までの私のログは、「何故生きるのか」をテーマにしていた。これからは、「どうやって生きるのか」ということが目的だ。生きる目的、意味を探し続けていた。しかし、そのようなものは、所詮は存在しない……いや、存在しないとも、するともいえないものであるのだ。意味はたくさんある。しかし、その中で、どの意味を選択するのか。できることは、たくさんの意味の中から、「選択」すること。その選択を誤らないように考えることが、これからのログの役割である。ただの愚痴の垂れ流しでも構わない。しかし、それは活かそうとする発想が大切なのだ。
注意すべきことがある。「変なこと」をいわないようにするということだ。最後のR君との晩餐では、つい「自殺」について触れてしまった。そういうことも、変なことなのだ。私が何気なく考えていることが、果たして誰に対しても普遍的なことなのか、そのようなことはありえない。
これから私は、会社に所属して、生活の大半をそこで過ごす。それは、私が初めて選んだ道である。
何故私がこんなこと書いているかというと、結婚のスキルといったユーチューブの動画をみたからだ。農家の人たちは、嫁ができる機会が少ないということで、町がお見合い、じゃないけれども、結婚スキルをきたえる講座をひらいたのだそうだ。
しかし、どうしてもそこで気になることがあるのだ。何故男が女を喜ばせるような、そのような講座なのだろうか。出演している人たちは、それほど、コミュ能力が少ないとは思えなかった。いわば、ふつーの、「いい人」っぽかったのだ。そのような人たちが、女性を喜ばせるための技術を学ぶために、1万円も払って、熱心にセミナーに通うとは……。
昔は、結婚は義務であった。だから、町やなにやらがそうでで結婚相手を探したものだ。そういった時代では、「家庭内暴力」などの問題はあったかもしれないが、結婚ができないこと自体の問題は少なかった。
さて今はどうだろうか。義務でもない。けれども、結婚しなければいけないという圧力はかかる。しかも、男性に求められる能力は増える。
正直、それをみても、イライラする必要はない。それにもかかわらず、僕が腹立たしいと思うのは、おそらく、自分が恋愛をしていない、そういうマイナスの気持ち、劣等感のようなものをもっているからだと考えられる。私が、プライベートで充実しているという実感をもっているならば、そのような番組を見ても、何も感じないことだろう。
ゆえに、まず、私が、恋愛をしたいという欲求が存在することは、認めなければいけない。
私が、恋愛に対して劣等感を抱いているということを前提に、これから話をすすめよう。
ところが、複雑なのが、恋愛したいとは思うけれども、それに対する努力に、本気になれないのである。それは何故だろうか。
ここで視点をかえて考えてみたい。私は、今、この生活に満足しているのだろうか?
部屋が汚いという、この絶対的な状況を抜かせば、総じて満足しているといえる。まず、部屋が片付かないと、どうにも気持ちが不安定になる。結局、今日一日かけてもきれいにすることができなかった。洗濯など、その他の仕事もあったからだ。ということで、ここでも一つ、一気に勉強ができないように、一気に家事をするのも不可能だということだ。
そう、実際、今の僕は、満足していない。なにやらよく分からない不愉快さがあるのだ。理由は、部屋がきたないことだけなのか。というか、何故もう、19時になっているのか、さっぱり分からない。何故……?
それと、予定がよく分からないのも、自分を不安にしていることの一つだ。ええと、整理しよう。
23日木 21時~散髪
24日金 16時~バイト1 19時~バイト2
そうだな。これだけだな。うん。明日の一時限も、行くのやめちゃったし、これでいいのだろうと思う。英語のゼミも何だかよく分からないまま終わってしまいそうだ……。
うーん、本当は、卒業論文に本気を出さないといけない、というか、合宿があるのだ。
よし、まず部屋の掃除だ。そして、買い物に行って、食べ物買って、洗濯機の洗剤と、もう一つ……、
19:26
ちょっと「個人的文章」読んでみろ(笑)。面白いよ。うん、かなり面白い。レースの話とか、目的の話とか、今考えると超カッコわる……。
うーん、しかし、その時の方が、人間味溢れていた気がするなぁ。今はなんだか、悟りきっちゃった感じがする。でも逆に安定しているから、いいのかもしれないけれども。他人からみたら変わっていないのかな? でも、……分からないねー。分からない。俺は変わったのだろうか? 自分では180度変わった気持ちでいるのだけど、それは、自分からの意見では分からない。けれども、僕のことを定点観察してくれている人がいなければ、結局他者の意見であっても参考にならない。難しいね。
【下線は2016/10/10】
【下線は2016/10/10】
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