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選挙について(政党というよりも政策の支持をしたいが難しい)
2024/10/20 12:16 | Comments(0) | 思考及び書くこと

まえがき

 政治のことは、書かないほうがよい。
 なので、どの政党を支持するとかはそういうことは一切書かない。

政党マッチング診断

 ただ、面白いのがあったのでやってみた。
政党との相性診断
https://news.yahoo.co.jp/senkyo/match/party

 10問こたえると、次の国政選挙で、どの政党の政策と自分の考えが近いかが分かるという。

 結果などは書かない。しかし、タイトルのとおり思ったことがあるので書いておく。

ある政策は賛成だがある政策は反対

 へー。意外に自分はそうだったんだ、という気がした。
 しかし、よくよく各政策についての立場をみていくと、
 例えば1つ目については「賛成」だが、5つ目については真逆「反対」ということもあった。

 何を言いたいかというと、現代政治の難しさを思った、ということだ。

 とりあえずマッチする政党を支持して、思いの通りその政党が政権をとったとして、マニフェストを達成していったとしても、「いや、その政策は致命的に反対だったのに……」ということになりかねないということである。

 それでも、選挙の仕組みとして、政党に投票するしかない。

 そうしないと、政治は動かない。

 難しいなと改めて思ったということである。

同性婚について

 具体的な政治的なスタンスなどは繰り返しになるが、書かない。

 けども、一つ具体的な例として、同性婚を法律で認めるべきかという議題がある。それをもとに考えてみよう。(ちなみに、この議題は、そこまで自分にとって関心が強いわけではない、と書いておく。なので、強い批判を受けたところでそこまで気にならないことからこの議題を例にあげている)

 これに関しては、自分はまず「反対」としておく。

 理由は、法律で認めることによる様々な優遇措置による費用が増えると考えられることだ。

 LGBTQに対して、特に偏見などはない。
 むしろ百合は好きだ(とかいうとそういう問題じゃないとか批判浴びる)。

 ただし、人間という生物と、社会的な存在を考えたときに、生殖によって子供をつくることができるというのは、どうしても男女というペアが必要だと思う。思う、というか、これはひとまず事実だ。

 その男女によって子供がつくられるということによって、社会は再生産されていき、それは国という集団を維持するために必要である(とされている)から、様々な政治的な(法的な)優遇措置がある、と考えている。

 だから、同性婚の場合は、子供をつくることができないことから、法的に認める必要はない、という立場である。



 いやそうじゃない、という批判もたくさんあるだろう。
 マイノリティが暮らしやすい社会は、みんなに暮らしやすい社会になるのだから、認めるべきだといった意見もあるだろう。
 もし、それが本当にそう(同性婚を法的に認めることによってみんなが暮らしやすい社会になること)であれば、法的に認めてもいいと思う。ただ、それを証明することは困難だ。

 法的に認めても、何ら優遇措置はない、のであれば、それはそれで認めていいと思う。
 でも、これは逆説的に、そんなことはないのだと思う。何かしらの優遇措置があるから、同性婚を法的に認めたほうが良い、という議論が発生したはずだ。
 LGBTQに対する偏見をなくすべきだ、という議論だけであれば、自分は大いに「賛成」である。

 税金として徴収したお金を投入すべきか、という視点で、基本的に自分は政策の良しあしを判断している。
 というか、感情的な云々出なく、政策に関しては、全国民がそうすべきだと思う。思うし、さすがに義務教育を受けた人たちはそれぐらいの意識はあると思う。

 でも、正直、じゃあ、どういったことにお金を使うべきか、というのは、結局「感情」(とか自分の置かれている環境とか)が優勢になってしまう。
 だから難しい。

社会的にどうか

 なので、もうちょっと思考を進めて、自分がどうこう、ではなくて、社会全体としてどうあったほうが、「暮らしやすい」のか、という点で判断する必要があるように思う。

 たとえば、上の、同性婚の話で、「子供が云々」とは別の次元で、同性婚を認めることで、養子縁組とかが取りやすくなって、孤児が減って社会的に安定しやすくなる、とかそういうことならよいんじゃないかとも思う。

 いやいやお前は同性婚問題の理解が不十分だ。この問題は、遺産相続のときに、パートナーに相続できない仕組みだからダメなんだ。贈与はできるが、その場合贈与税になって、相続税のほうが優遇措置があるのだ。
 ということかもしれない。

 ふむ……。そういうことなら、その点だけが問題なら認めてもよいのかもしれない。
 でも、制度をかえるということは、それ相応のコストがかかる点も忘れてはならない。いまや、行政の実務にも「システム」は大きくかかわっているので、システムの変更とかで改修費用や、事務負担なども増えたりすることもあるだろう多分。

 そこまでする必要がある話なのかどうか。いやもちろん、すぐさま言っておかなければいけないのが、当事者にとっては喫緊で非常に重大な問題であるということだ。
 ただ、上で書いた通り、「社会全体としてどうあったら暮らしやすいのか」という点で考えるべき、という前提での話である。


 正直、個人的には、タバコの受動喫煙、特に、路上喫煙している奴らを非常に嫌悪しているため、タバコ自体を完全廃止するという政策のほうが、自分にとって重要な議題である(かっこ笑い)。NHKもなくなっても特に構わないと思っているが、別に某政党に投票しようとまでは思わない。

 それは「社会全体としてどうあった方が暮らしやすいのか」というのとは違うと思うので、そこまで声を大にしようとは思わない、ということである。

あとがき

(かっこ書きである。改めて、選挙で投票するということの難しさを思った。ちなみに、最初に書いたマッチングは、「1位」とかも、複数あがってくる。自分も、複数あがってきたので、結局じゃあどこに投票すべきかはより混迷した。細かく政策をみていったら、上のような、結局a政策はよいけど、b政策は考え方が自分とは違うな、とかたくさんあったのだ。だからいくつかは妥協しつつ、近い政策をとなえてるところに投票するしかないのだろう。でもそれって、すごく難しいよね。そんなこと毎回やってる暇があるとは思えないし。だから投票率も低いんだろうなぁ。別に政治的無関心な人が多いからだけじゃない気がした。あと、同性婚に関して書いてしまったが、特に何も調べたわけではなく、思ったことを書いただけなので、間違ってることもあるかもしれない。賛成、反対、双方の妥当な意見というのがあるのだろうから、それらは是非聞いてみたいと思う。ただ、「少数派の人がかわいそうだから」とか、そういう感情的な部分ではなくて、金銭的な面というか、公平性という面というか、「政治として」の面での意見が聞きたい。はっきりいってしまうと、今回は「反対」として意見を書いてみたが、実際はそこまで自分に切実ではないので、「中立」なのである。なので、どっちかの意見にひきずりこみたいという方がいたら、ぜひ聞かせてほしい(笑)。創作物の表現規制を強化する、という政策を唱えているところがあったら、絶対反対したいから、そういう政治家や政党には絶対投票しないようにしたい)

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