ある方が、ブログで短めの小説を連載されているのを読んでいて、面白いなと思って、自分もやってみたいと思った。
最近、本編のブログ記事も不調だし、新しいことを始めてみるのも悪くないと思う。……などと、何かやるのに理由や理屈をつけなければやれないのは悪い癖である。ただ、何か思い付きで始めて、三日坊主になるというのは、性格上好きではないのだ。
とはいえ、創作から離れないようにするため、ひとまず、1か月4回(週に1回)更新で、半年間続けてみよう。文字数は、最低500字。最低500字って、大体ここまでが、250字だ。余裕過ぎないか? さすがにハードル低すぎないか? いやいや、そうではない。時間があるときや、調子がいいときは余裕だろう。しかし、忙し過ぎるときや、具合が悪い時も勘案し、半年間という長期間で考えると、必ずしも簡単とは言い切れないだろう。
達成するべきポイントは、「安全マージン」だ。一週間、二週間ぐらい、全く何もできない日が続くこともあるだろう。そうすると、安全マージンとして、2回分ぐらいのストックは、常に保っておかなければいけない。ついつい、「明日やればいーやー」的な感情を抱きがちだが、明日は明日のやるべきことがある! ということなのだ。
仕事のできる人は、的な話では、「明日できることは今日やるな」というのがあるが、それは、決して「明日できるから今日はダラダラしていいや~」というのではなく、「今日すべきことをしっかりやりましょう。その上で、余計なことをしないようにしましょう」という時間管理の達人を目指せ、ということなのである。生兵法は大怪我のもとなのである。(と、ここまでが700字、大体10分ぐらいだ。)
前置きが長いけれど、以下、連載開始。
最近、本編のブログ記事も不調だし、新しいことを始めてみるのも悪くないと思う。……などと、何かやるのに理由や理屈をつけなければやれないのは悪い癖である。ただ、何か思い付きで始めて、三日坊主になるというのは、性格上好きではないのだ。
とはいえ、創作から離れないようにするため、ひとまず、1か月4回(週に1回)更新で、半年間続けてみよう。文字数は、最低500字。最低500字って、大体ここまでが、250字だ。余裕過ぎないか? さすがにハードル低すぎないか? いやいや、そうではない。時間があるときや、調子がいいときは余裕だろう。しかし、忙し過ぎるときや、具合が悪い時も勘案し、半年間という長期間で考えると、必ずしも簡単とは言い切れないだろう。
達成するべきポイントは、「安全マージン」だ。一週間、二週間ぐらい、全く何もできない日が続くこともあるだろう。そうすると、安全マージンとして、2回分ぐらいのストックは、常に保っておかなければいけない。ついつい、「明日やればいーやー」的な感情を抱きがちだが、明日は明日のやるべきことがある! ということなのだ。
仕事のできる人は、的な話では、「明日できることは今日やるな」というのがあるが、それは、決して「明日できるから今日はダラダラしていいや~」というのではなく、「今日すべきことをしっかりやりましょう。その上で、余計なことをしないようにしましょう」という時間管理の達人を目指せ、ということなのである。生兵法は大怪我のもとなのである。(と、ここまでが700字、大体10分ぐらいだ。)
前置きが長いけれど、以下、連載開始。
汎用型支援ロボット(001)
【11月30日】
29歳のクリスマスは一人になった。あなたとは合わないねと、一方的に別れを告げられた。
結婚資金にと貯めていた貯金は、使うあてがなくなった。
失恋のショックからか、大きな買い物をした。
汎用型支援ロボット。アンドロイドともいう。人型の、家事全般をしてくれるロボットである。
人工知能のブームと、皮膚形成技術の高まりは、ルネサンスやデカルトの時代……遡ればギリシア神話からの、完全なる人をつくりたいという、人の根源たる欲求に結び付いていった。可能性があれば手にしたくなる、それは自然な流れだ。
520万円。僕がアンドロイドを購入した金額だ。本当のところは 500万円以内が予算だったのだが、ついつい気づいたら、やれ最先端の人工皮膚だとか、深層心理学習機能だとか、10気圧生活防水だとか、オプションを追加してしまい、敢え無く予算を超えてしまったのだった。
いつも、あまりにも嬉しそうにアンドロイドのことを語る多路須(タロス)さんに、まんまと乗せられてしまったのかもしれない。
◇
初めて訪れた汎用型支援ロボットの専門販売店『ハダリー』は、昔は至る所で見かけた車の販売店のようだった。広々とした店内には、黒のロングスカートと、白いフリルが付いたエプロンを着た女性が歩いていたが、僕が入店すると、一斉にこちらを向き、「いらっしゃいませ」と笑顔でおじぎした。女性、と思ったが、いわゆる古典的なメイド服姿からも分かるように、彼女たちは皆商品の一部、アンドロイドなのだろう。
通されたテーブルに座り、店内を見渡すが、掃除をしたり、観葉植物の手入れをしたり、接客の補助をしたりする姿は、遠目に見ても近くに見ても、普通の人間にしか思えなかった。
「あの中に、一人だけ、本物の女性が混じっているんですよ」
隣に立っていたのは、30代ぐらいの、眼鏡をかけ穏やかそうな雰囲気をもつ長髪の男性であった。
「え! ホントですか?」
「冗談です、突然、失礼しました。――私、こちらで販売員と、調整技師をやっております、多路須(たろす)と申します」
多路須さんと会ったのは、こんな感じだった。
<続く>
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コメント
バールさま! コメントありがとうございます。読者が一人でもいるとモチベーションが続きそうです!
>でもチャンドラ様の話も書いていいのよ?(小声)
――バールは闇属性の呪文を唱えた。ENDOに666のダメージ。
ええと、そっちも既投稿分の次の次あたりまでは書き進んでいるのですが、その先の展開が定まっておらず悩んでおります。連載ってホント難しいッスなぁ……。
ちなみに、二回戦、楽しみにしてますよ(小声)
>でもチャンドラ様の話も書いていいのよ?(小声)
――バールは闇属性の呪文を唱えた。ENDOに666のダメージ。
ええと、そっちも既投稿分の次の次あたりまでは書き進んでいるのですが、その先の展開が定まっておらず悩んでおります。連載ってホント難しいッスなぁ……。
ちなみに、二回戦、楽しみにしてますよ(小声)
posted by 遠藤at 2017/03/20 23:42 [ コメントを修正する ]
どうも、触発させてしまったようで^q^
これ、もしかして例のアレですか?
私と同じように遠藤さんの中にあるイメージを書き出している、と見て良いのでしょうか。
と言いますか、どちらにせよ書き出しからして私の予定していたモノとは全く違うのでどうなるのか興味深く読ませてもらいますね(小声)
これ、もしかして例のアレですか?
私と同じように遠藤さんの中にあるイメージを書き出している、と見て良いのでしょうか。
と言いますか、どちらにせよ書き出しからして私の予定していたモノとは全く違うのでどうなるのか興味深く読ませてもらいますね(小声)
今のところどういう話になるのかよくわかりませんが応援しております。
でもチャンドラ様の話も書いていいのよ?(小声)